昔々、何人かの石職人が石を切っていました。
そこに、旅人が通りかかりました。
旅人は、一人の石職人に声をかけました。
「あなたは何をしているのですか?」
石職人は不機嫌な表情で、
「このいまいましい石をきっているところさ。なかなか切れなくて大変なんだよ」
とぼやきました。
旅人は、別の石職人にも声をかけました。
「あなたは何をしているのですか?」
その石職人は満足そうな表情で、
「大聖堂を立てているんだ。この石は大聖堂の壁になるんだよ」
と誇らしげに答えました。
昔々、何人かの石職人が石を切っていました。
そこに、旅人が通りかかりました。
旅人は、一人の石職人に声をかけました。
「あなたは何をしているのですか?」
石職人は不機嫌な表情で、
「このいまいましい石をきっているところさ。なかなか切れなくて大変なんだよ」
とぼやきました。
旅人は、別の石職人にも声をかけました。
「あなたは何をしているのですか?」
その石職人は満足そうな表情で、
「大聖堂を立てているんだ。この石は大聖堂の壁になるんだよ」
と誇らしげに答えました。
昔々、山の中できこりが木を切っていました。
斧を使って一生懸命に木を切っているのですが、なかなか木は倒れてくれません。
そこに、旅人がひとり通りかかりました。
旅人は、木を切っているきこりに言いました。
「その斧では木を切ることが大変でしょう。斧の刃を研いでみたらどうですか?」
きこりは、いらいらした声で言いました。
「斧の刃を研ぐような暇があったら、木を切ってるよ!」
こんにちは。
今日は、ちょっと私自身の話をさせてもらいます。
みんなは走ることに自信はありますか?
50m走だとか、長距離走だとか。
小学校のころ、運動会で100m走がありました。
コーナーを周るとき、トラックの内側を走る人と外側を走る人がいますよね。
ある運動会で、私が100m走の位置についたのは外側でした。
外側だと、スタートの位置が他の人よりも手前になりますよね。
走り始めると前には誰もいないので、なんだか一番になっているような感覚でうれしさで顔がにやけながら走っていました。
前や横に人が見えないので、このまま一番かなと思ったらどんどん抜かれて・・・、結局5人中ビリだったんですね。
それ以来、走ることが苦手だと思っていました。
ところで、みんなは走り方って知っていますか?
これって、どこで習うんでしょうね?
私は高校のときに教わったんですが、かかとをつけて走ってはダメなんですね。つま先だけで走るんですね。
今までかかとをつけてドタバタ走っていたんですが、つま先だけで走ったら50m走で1秒近くタイムが早くなったんですよね。
それ以来、短距離走は好きになったんですよね。
似たような経験って、みなさんありますか?