こんばんは!
梅雨入りしてしまい、スッキリしない日が続きますが
今日のような晴れ間があると、ありがたみを感じます!
前回ご紹介した洋書「The Language of school design」の中で
特に面白いなと思った学びのスペースを今日はご紹介したいと思います。
それは「洞窟スペース」!!
名前だけ聞くと「??」ですが
つまり、一人になれる囲われたスペースをさしています。
と言っても、完全に閉じられている必要はなく
オープンスペースの中にある窪みのようなスペースも該当します。
仲間との対話や学んだことを自分の中に落とし込む(内在化)する
ために必要かつ重要なスペースとして紹介されています。
しかし、学校でこのような場が計画されることは、ほとんどありません。
保育園などでは、このような考えを重要視し、子どもだけの居場所を計画
されることもあるようです。
経験として、仲間と話す→1人で考えをまとめるというプロセスは非常に
重要だと思います。その二つを行き来すると言っても過言ではありません。
そうした時に喧騒の中にいること、そこから少し離れることという
空間の移動を伴う思考の移動を設計することの大切さを感じます。
洞窟スペース。学びの空間設計の際には、重要なスペースの一つとして
考えていきたいです!
こどもたちには、家の中でも必要かもしれませんね・・・
