こんにちは!
今日はすっかり夏の天気ですね。
私の住んでいる地域は、日本一暑いと言われるような所ですので
徐々に暑さを身体に馴染ませていかねば!と気合いを入れています。
今日は、私が10年ほど続けている仕事のお話を少ししたいと思います。
”アクティブラーニング”や”ラーニングコモンズ”という言葉があります。
私がこのお仕事を始めたちょうど10年くらい前に
日本国内の大学でこのワードが頻繁に出るようになってきていました。
大学の授業も教授・講師が一方的に話をするのではなく
学生も主体的に参加できるようなグループワーク・対話中心の授業形態へ
移行していこうという流れがあり、
そのような学習を”アクティブラーニング”=能動的学習とし
それに対応した授業や、授業準備のためのグループワークの場として
ラーニングコモンズという場が学内の図書館などに計画されてきたという背景です。
私は、ちょうどその流れと同じくして大学の空間設計の仕事についたため
必然的にその分野について、学び、提案するという機会に頻繁に恵まれることになります。
しかし。
これが非常に難しいのです。
能動的な学習といっても、大学や分野、また教授の方法によって様々。
また学生のモチベーションなどにも非常に左右されることになります。
空間を設計するのもこれだ!という正解はなく
いざ利用が始まると、思っていた使われ方をしなかったなど
多々あるのです。
そんな流れの中で、私の担当はハードの設計(レイアウトや家具の選定)ですが
学生にとって本当の良い学びの場を作る、学生の学びをより良いものに発展させるためには
ハードの設計だけで良いのだろうか!?
もっと様々な側面からもアプローチできないかという思いに至りました。
つまり目指す学び(ソフト)と空間(ハード)がきちんとリンクし、学生に刺激や意欲を与える場づくりです。
このブログでは、そのような学びの空間についてハード面やソフト面など
様々な角度から、事例やアイディアを紹介・発信して行きたいと思っています!
少しでもそのような場づくりに携わっている方々のお手伝いができるように
なることを目標に頑張ります!
