「かきねの かきねの まがりかど」で始まる童謡「たきび」の2番は、「さざんか さざんか さいたみち。たきびだ たきびだ おちばたき」と続きます。1952年から約50年にわたって教科書などにも登場していたという童謡です。今では法律や各地の条例で野焼きは原則禁止ですが、私が子どものころは庭で落ち葉や紙ごみなどを焼くこともあったのを、その匂いとともに思い出します。
さざんか(山茶花)が咲く時期になると、どうしてもこの童謡を思い出してしまいます。2番は「しもやけ おててが もう かゆい」で終わります。今では、しもやけの子どもも、そうそういないことでしょう。ということで、今あり、また子どもたちにもよく理解できるのは、落ち葉やさざんかだけですね。ただ、親子で一緒にゆっくり、言葉をかみしめながら歌える歌、童謡は、情緒の面でも、語彙の面でも大切だと思います。
11月7日
11月21日
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