どんぐりが被っているおわんのようなもの、殻斗(かくと)といいます。どんぐりを埋めておくと、発芽させることができますが、中から白い幼虫が出てきてびっくりする経験をされた方も多いでしょう。ゾウムシの仲間で、どんぐりがまだ若く青いときに、中に産み付けられた卵から生まれた幼虫です。

 

シラカシかと思いますが、カシの仲間のどんぐり。殻斗がニットキャップみたいではありませんか。アベマキ、クヌギ、それからカシワの殻斗のように、鳥の巣のようなものもあります。どんぐりの季節が終わる前に、探してみてはいかがですか。