幹の色は緑がかっているところも特色。アオギリの実とそこにつく種子です。
種子が取れてしまって、横に4つ並べてみましたが、この船のような実にくっついて、空をひらりひらりと飛ぶことができます。
キリの葉っぱに似ているからといわれますが、箪笥などをつくるキリ(桐)とは違う、以前はアオギリ科に分類されていました。今は、広義のアオイ科Malvaceae sensu latoに含められています(、花も目立たないアオギリが同じ科だとは、いくら遺伝子ほかからの結果とはいえ、ちょっとまだなじめない漢字がします)。日本ではアオギリが有名ですが、同じ科にはカカオの木もあります。
うまく種子がついているものが見つかったら、飛ばしてみてください。
