JICA海外協力隊発足60周年記念式典というおめでたい席に。
1965 年に「日本青年海外協力隊」がスタートし、最初の隊員がラオスに派遣されてから現在まで、5 万8千人を超える協力隊員が99か国で活動してきたそうです。東京農大はとくに農業分野でたくさんの協力隊員や専門家を輩出しています。かつての私の研究室でも、協力隊に参加したり、JICA事業をサポートしたりした学生さんがたくさんおり、海外での生活によって大きな成長をしているのを見てきました。またJICA事業により多くの留学生が研究室に所属し、日本人の学生さんたちにも良い影響をたくさん与えてくれました。
経済が不調な時代になると、何故、海外支援? と思う方も多くなります。しかし、協力隊のように草の根で日本をアピールし、また、その経験を日本の社会に持ち帰る若い人がたくさんいることは、長期的には日本に大切なことだと考えています。
式典中は撮影ができませんでしたので、始まる前に。

