福虎豆です。煮るために水を張ったお鍋で待機中。
福虎豆はインゲンマメの一種です。真っ白、茶、鶉模様、白と黒でシャチあるいはパンダのような模様等々、インゲンマメには本当に多様な色や模様があり、驚かされます。まだら模様も様々です。農大稲花小で以前に行ったマメの授業でも、変わった色や模様のインゲンマメに人気が集まりました。インゲンマメは色や模様を決める遺伝子も複数知られていますし、また、温度によって種皮の色素の量が変わる(色の濃さが変わる)という研究もあります。
さてこの福虎豆、種皮が薄くて口に残らないこともあって煮豆に好適な品種とされています。しかし残念なことに、この虎の模様は煮ると薄くなってしまいます。
