ひつじ雲、うろこ雲、いわし雲....小さい子どもでもなじみやすい名前です。とはいえ、ヒツジが群れている様子や、お魚のうろこや、イワシを知らなければ、ピンとこないでしょう。もし知らなければ、言葉を丸暗記するしかないのですから、雲を見ても楽しくもありません。経験が確かな学力につながる例ともいえるでしょう。雲を見たらさらに、雨かんむりの漢字はいくつあるか、親子でクイズはいかがでしょうか。小学校で習う雨かんむりの漢字は、雲を含めて7~8個あるようですが、各学年までに習った漢字が身に付いていればOK。もう一歩進めて、「雲行きが怪しい」とか「雲をつかむような話」など雲が出てくる慣用句もあります。普段から大人が慣用句を使っていると、子どもも遣うタイミングを体験し、身に付けることができるでしょう。もちろん、読書をする子どもは本から自然に学んでいきます。

 

 雲は十種雲形で分類されます。巻積雲は塊がやや小さめ、高積雲はもくもくしてやや大きめとのことです。

今日の夕方に見た雲は、やや夕焼けにもなっていましたが、高いところの雲で秋らしさを感じました。

 

 明日は立冬です。