今宵は、ツキノワグマのコンソメスープをいただきました。お味のおいしさは、シェフの腕でしょう。スープ、お肉ともおいしく味わいました。
腕のお肉だそうですが、熊の腕や肉球の剛毛は毛抜きで取れるようなものではなく、ペンチで処理してする必要があり、それを、しっかりと柔らかく煮込んだと聞きました。
東京農大でも、熊の研究をしている教員がいます。また、同じジビエとしては、エゾシカについても研究プロジェクトを行ってきました。子どもたちにも野生動物との共生あるいは利活用については、ぜひとも興味をもってもらいたいと思います。今までは、”森のくまさん”的なイメージだけで子どもたちに教えればよかったのかもしれないのですが、昨今の様子をみると、それだけでは不十分な気がしています。幸い、農大稲花小の子どもたちは、豊かな情緒面とともに、鋭いサイエンスへの理解があると思っています。
