「才農開花」をテーマとして賑わった世田谷キャンパスの収穫祭は今日までですが、明日は引き続き体育祭です。綱引きや応援合戦など、グランドの外からとはなりますが、ご覧いただけるかと思います。体育祭は、収穫祭のような大混雑はありませんが、近隣の方々は楽しみにされているようです。

 大学のキャンパスと小学校とが隣接していることは、大学の先生方に体験学習などのご指導をお願いしやすい好環境といえます。学生さんや留学生の皆さんと子どもたちが、親しむ機会を作る機会も作れました。通学のバスで困っている子どもが、お隣の第一高等学校の生徒さんに助けられたこともありました。一方で、収穫祭の大混雑と入学試験が重なったり、大学の休日などで通学路が変更になったり、と配慮が必要なこともありました。そんな時、子どもたちだけではなく、各校の教職員や保護者の皆様にもご協力いただいたことを思い出します。

 農大稲花小の子どもたちが、中高そして大学・大学院と、子どもたちが農大ファミリーとともに育つことを願っています。中高に進んだ小学校の卒業生が、後輩である小学校の子どもたちの面倒をみてもくれるでしょう。

 

 

画像はヒメクルミ(姫胡桃)。

あまり拾う人もいないようでしたが、食用です。

大学の伊勢原農場でクルミの木を見かけたときには、クルミアレルギーの子に友だちが注意を促していました。よく気の付く子どもたちに、低学年なのにと感心したことでした。