暗くなってくると虫の声が聞こえます。虫集く(むし すだく)は、秋の季語だそうです。集くはその文字の表すとおり、集まることですが、鳴くとか虫の声などの語は入れずとも、「虫集く」で、虫が集まってにぎやかに鳴く様子を示すと習いました。

 

 子どもの頃、鈴虫を飼っていたという経験のある方もいらっしゃるでしょう。私も、鈴虫も、コオロギも買っていましたが、卵までは産ませられますが、それを翌年につなぐのは簡単ではなかったっと記憶しています。農大稲花小でも1年目の秋に、鈴虫をお届けくださる方があり、しばらく飼育していたのを思い出します。

 小学校から高等学校そして大学までを含む世田谷キャンパスでも、昼間はセミの声、そして夜になると虫の声がにぎやかです。皆様のお家の周りはいかがでしょうか。

 

夜の世田谷キャンパス。大分、涼しくなりました。