ヒガンバナはちょうど、今頃、群生するのがみられます。田奈の水田のそばでも、また、今日は小田急線の沿線の道路脇でも見かけました。

 一般の球根植物は、例えばチューリップのように球根から葉が出て花が咲きますが、ヒガンバナは球根からまず花が出て、花が終わると葉っぱが成長してくる面白い性質があります。冬まで葉を茂らせ、球根を太らせてから葉が枯れ、初夏から花が咲くまでの間、地上部になにもないことになります。

 東京農大の先生に秋の草花の授業をしていただいたときに、農大稲花小2年生の子どもたちからコスモス、キクなどとともに、ヒガンバナという名前が出たのは流石でした。赤だけでなく、白いヒガンバナを見たという子どももいました。