Capsicum chinenseに属するトウガラシの仲間として、以前にトウガラシの研究をしていた農大の先生から何種類かをいただいたことがあります。

 手元にある一つは、Pimenta Iracema Biquinho。 ブラジル原産とされるトウガラシですが、あまり辛くないのが特徴のようでした。Biquinhoとは小さな嘴ということで、その形を表しているそうです。

 

 もう一つはPimenta Guaraci Cumari do Pará 。do Paraとはブラジル パラ州の ということですね.とても辛く、ピクルスに使うそうです。私はこれも、パウダーで頂きました。確かに、とても辛いので、少しずつ使ってきました。

 トウガラシ唐辛子は中南米原産で、コロンブスがヨーロッパに伝え、そこからアジア、中国、日本にも伝わりました。唐辛子といっても、中国の唐から来たわけではなく、海外から、といった意味ですね。

 辛いものが好きな私は、原産地に行けばさぞたくさんの種類があるかと思い、一度は見に行きたいと思っています。

 また、子どもたちにはトマト、ナス、カボチャなど、馴染みのある様々な野菜の原産地調べも面白いトピックスになりますね。