この夏、アメリカに行った方からのお土産 ミニサイズのプレッツェル(pretzel)です。

 結んだような独特の形をしていて、硬いクラッカーのようなスナック用のハードプレッツェルと、どちらかというとパンのようなソフトプレッツェルとがあります。アメリカに行く飛行機の中でビールのおつまみとしてもよく登場します(日本の飛行機だと柿の種が出てくるように)。

 ドイツが発祥の地とも言われ、確かにドイツに行った時も、岩塩の結晶がたっぷりついた大小のプレッツェル(ハードタイプ)に出会いました。

 また、東京農大の連携校であるアメリカ ミシガン州立大学に出張したときのことも思い出します。大学での交流プログラムの中に「プレッツェル作り Pretzel Making」という時間が設定されていたのです。初日の最初の枠でもあったので私はice break的な皆が仲良くなるための時間かな、自己紹介をしなくちゃ、などと思いながら会場に行ったところ、本当にプレッツェルを作ることになっていました。みんなで並んで、ドゥを練ったり、ひも状に編んだりと楽しいひと時でした。私が編んだプレッツェルも、焼いたものがあとから届けられました。

 

 農大稲花小の子どもたちにも、日本で教育を受けることを第一に考えながらも、短期留学、長期留学など様々な道で、視野を広げることを願っています。きっと、楽しい経験ができ、それが将来への道を開くに違いありません。一方、ただ海外へ行けばいいということではありません。日本の学校で、英語やそのほかの科目をしっかり勉強し、学習習慣や生活習慣を確立するとともに、いろいろな友だちと仲良くできる子どもであれば、地球のどこに行っても成功できるのではないでしょうか。