こちらは、日本で最初に販売された遺伝子組換え食品となった「Dr.冨ちゃんの『納豆のススメ』」です。

北海道大学の研究者を中心とした食品バイオ関連のベンチャー企業が2003年11月から発売したもので、米国産の除草剤耐性遺伝子組み換え大豆を95%以上使用した納豆として話題を呼びました。誰でも買えるものとして展開しましたが、その目的は主として遺伝子組換えへの理解を深めることにあったように思います。

 もちろん、除草剤耐性という付け加えられた性質以外は、大豆としての性格は変わっていませんので、納豆の味も納豆の味で変わりはありません。大学のバイオテクノロジーの授業でも活用しました。2005年前後に購入したもの。