農大稲花小の正門脇には柏(カシワ)の木があります。この柏の木は、冬中、ほとんど落葉せず、4月の入学式のころもまだ新芽が出ていません。農大稲花小がスタートした2019年、2020年と、正門に枯れ葉がいっぱいついた枯れ木?があるのが気になっていましたが、枯れ葉であれ新芽が出るまで木に残ることで、子孫繁栄の意味を見出したのは古の人々。よく考えてみると、枯れ葉が冬越しするおめでたい木なのです。見た目だけで気にしてはいけないと思い、子どもたちや保護者にも柏の木についてお伝えするようにしていました。
一方、農大稲花小で柏餅を作るという話も出たことがあります。しかし5月にはまだ葉っぱが小さすぎて、正門脇の柏の葉を集めお節句に合わせた柏餅を作る計画は、再考となりました。