農大稲花小の4年生の稲花タイムでは、お米や水田の大切さを学ぶ授業があります。昨年はその中で、日本の人口、日本人が一人当たり一年間に食べるお米の量から、日本で一年間に必要なお米の量を子どもたちと一緒に掛け算してみました。また、合わせて、日本の水田の面積と水田1ヘクタールあたりの収穫量から、日本で一年間に収穫されるお米の量を掛け算してもらいました。概数に過ぎませんが、水田の面積から日本で食べるお米の量までのイメージがつかめたのではないでしょうか。また、大きな数の掛け算でしたが、計算の速い子もいて驚かされたことを思い出します。お米10キロの値段を知っている子、自分の家で食べているお米の銘柄を知っている子もいて感心しました。
今、お米の値段が注目されています。今年、なぜお米が足りないのか、あるいは、それぞれのご家庭で一か月に何キロくらいお米を食べているのかなど、話題にすることはとても大切です。まず算数、それから社会科にも家庭科にも、なりますね。