2023.5.12に受けた
循環器科での検査結果の記録
「もうこれで検査は終わりでちよ」
まず心雑音の原因として
三尖弁(右心室と右心房の間の弁)の逆流を確認
三尖弁逆流を起こす時に考えられる病気
・三尖弁異形成
・肺高血圧症
→三尖弁異形成に関して形体的な異常は無い
右心室の圧が上がり逆流はしているが
肺高血圧症を疑う所見はみられないので
→治療の必要の無い程度の軽度の肺高血圧症
以上の結果から
・特に定期的に検査が必要な状態ではない
・内服薬も必要なし
・走り回ったりトリミングなどの生活上制約も今は無し
・全身麻酔も問題ない
※現状では問題ないけれど
肺高血圧症が進むと胸・腹水の貯留が出たり
悪化すれば失神する可能性もあるので
病院に行くタイミングでは都度心音チェックする
〇 エコー検査の説明
血液に色をのせて血液の流れを確認
(上向きの血流が赤・下向きの血流に青)
通常2色
流れに乱れがあると黄色などが出てくる
※画像の黄色い部分が三尖弁の逆流箇所
「多少漏れてますね」
逆流の速さを秒速でチェック
4㎞/秒以上なら注意
姫ちゃんは2.8㎞/秒なので軽度の逆流
〇 心電図の説明
・不整脈→明らかなものは無い
・身体の揺れでも出る波形なので問題無し
・心拍(30秒ごと)問題無し
→心臓は ほぼ正常値と捉えて良い
〇 血液検査の説明
→おおむね問題無し
※異常値が出ている項目について
・ヘマクリット(血の濃さ)59%(基準値~55%)
※4月の血液検査でも49%と高めだったので元々高めと確認
→もし脱水が疑われるなら早めに点滴で対応すること
・好塩基球、血小板は特に気にしなくて良い
・GPT(肝臓) 83(基準値~78)
※嘔吐・食欲不振などの症状が無ければ基準値の2倍までOK
〇 血圧について
180~200とかなり高め
キャラクター的にすごく緊張しやすい子の様なので
特に問題ないでしょうとのこと
〇 レントゲンの説明
→仰向けで撮った写真は特に問題無し
→横向き画像
気管虚脱の所見
※咳に要注意
姫ちゃんの場合 他のトイプードルに比べて
かなり胸の形が平たい(狭い)らしい
胸郭が狭いと心臓肥大になった場合など
気管がより圧迫される心配がある
循環器科で詳しく検査してもらいましたが
現時点で治療が必要な心臓ではないそうです
犬種的に心臓疾患が出てくる子もいるので
8歳の姫ちゃんにも良い機会となりました
備忘録にお付き合いくださった方々
ありがとうございました
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「そろそろおでの病院の記録も書いてな」
みんなが無事に過ごせることに感謝