《認知症予防のアロマ》
すっかりお馴染みかと思いきや、一般の方にはまだ興味がない分野なのでご存知ない方も多いです。
鳥取大学の浦上教授が研究成果を発表されたもので、3ヶ月で脳の若返り、3年で認知機能の改善が見られたというのです。
その方法は、朝と夜に2時間、下の組み合わせのアロマを嗅ぐということで改善されます。
脳の衰えは嗅覚から始まり匂いがわからなくなってきたら要注意です。
この時点で手当てができると嗅神経は再生しやすく改善できますが、もの忘れは海馬が司っていてこの海馬の神経は再生しにくいのです。
朝:ローズマリーカンファーとレモンの組み合わせ
ー ローズマリー 2 :レモン 1 の割合でブレンドして芳香
浴 2時間
*朝はじっとひとつの部屋にいることが難しいのでアロマペンダントを推奨されています。ペンダントに上記のブレンドアロマを垂らしておくと自然に香ってくれるのでおススメです。
スッキリとした香りで朝のぼーとした感じが改善されるので、朝にエンジンがかかりにくい人にもお勧めです。
夜:ラベンダーとオレンジの組み合わせ
ーラベンダー 2:オレンジ 1 の割合でブレンドして就寝時
に芳香浴
*夜は就寝時なのでお部屋にディフーザーを置いて上記のブレンドアロマを焚いて寝るだけです。
あたたかいほっこりする香りなので眠りにつくには最適です。寝つきが悪い方にもお勧めです。
*いずれもオーガニックな栽培をした植物から抽出した本物の精油でないと効果はありません。
画像はこちらからお借りしました。→ http://genki55.net/spect/understand.html
そして
認知症はアルツハイマー型だけではなく他にもあります。それぞれ特徴がありますのでおかしいかなと思われたらご家族が早めに対処してあげるのがいいですね。
認知症は老化ではなくて病気です。
・神経変性疾患と血管障害型に分けられます。
アルツハイマーは神経変性型です。他に前頭側頭認知症、レビー小体認知症がこの神経変性です。
・アルツハイマー型認知症の特徴ー物忘れなどの記憶障害、判断力や状況把握能力の低下、感情の動揺がはげしくなる。
・前頭側頭認知症の特徴ー感情の変化が激しくなり自分勝手な発言や行動が増える。
・レビー小体認知症の特徴―神経中枢のある後頭葉に異常が起こるため幻視などが現れる。
血管障害型には
・血管性認知症の特徴ー思考や行動が緩慢になる。軽い運動障害、活舌が悪くなる言語障害、服の着方がわからなくなるなどの実行機能障害。
・アルコール性認知症の特徴ー物忘れなどの記憶障害、アルコール依存症と同じような運動障害、かんしゃく、幻視。