皆様、おはようございます。
今日も暑いパタヤ、ますます暑くなっていくと思うと
気が重くなりそうな今日この頃
みなさまいかがお過ごしですか？
おととい第２弾の記事でも書いたのですが
知り合いの殺人犯「トム」がパタヤ郊外のノンパライ拘置所から
隣町のラヨーンの刑務所に移管されたので、
面会に行ってきました。
頼まれていたJJパンツ
これが、典型的タイ人の普段着。
THIS IS 庶民の格好よ。
持っているものは
カフェ・ボラーン(タイの古式コーヒー）
カフェ・イェン（アイスコーヒー）
タイ人はを袋に入れて飲むざます。
モデルは
あっしの付き人、ジャーマネです。
この野郎、いいかげんな奴で運転手もさせているんだけど
初めていくラヨーンの刑務所、「場所調べろよ」と言っていたのに
「途中で聞けばいい」とぬかした。
まったくいい加減なタイ人気質、
あんた、何年あたいの付き人やってんの。
いい加減、その性格変えろよ
タイ人の性格は悪くなっても良くなることはない
と、聞きました。
あきらめるか・・・・
パタヤからラヨーン刑務所までは
約一時間。
なのに、そのあいだも、うん○を我慢できないあたすであった。
タイに来てからうん○病にかかったか？
どこへ行っても便所を探す、悲しいサガである。
家を出た時は普通だった。
なのに、パイナップル畑に近づいたら
突然、もよおした。
（お食事中の方は飛ばして読んでください）
｢止めて～～～。車を止めろ～」
叫んでも、止めてくれない。
殺す気か？
「どこでもいいから、止めろ～～」
ようやく、ちっぽけなガソリンスタンドに止めてくれた。
死ぬかと思ったよ、ここまでの道のり。
へろへろになって、トイレに入る。
おっと、和式かよ。
これが、一般的なタイのトイレです。
ペーパーなんてない。
水で洗う・・これタイ人の基本。
しかし、石鹸もないのよ。
どーやって洗うのよ。
まぁ、あたくしは用意だけはいい女なので
ティッシュボックスかかえて入ったので、助かった。
あ～～、今日も危機一髪で生き延びた。
どうしてこうも、敏感に反応する腸なんだろうか？
しかし、わての友人にうん○病持ちは多い。
共通の悩みがあると、話題も盛り上がる。
そんな話はいいとして、刑務所にたどり着く。
広い。ノンパライ拘置所の何倍あるか？
中には、沼もあった。なまずの養殖でもしてるのか？
ゲートでカードをもらって中へ入る。
刑務所だよ、おっかさん。。。
久しぶりに、手をひいて～～
なんて歌っている場合ではない。
カメラ、携帯、拳銃持ち込み禁止。
拳銃はあたりまえだ！ナイフはいいのか？
そんなわけない。
日本で言えば、府中刑務所。
小菅の拘置所から府中へ移管。
中央フリーウェイ～～～
駐車場の隣には子供の遊び場もあった。
子供づれも多かった。
とぉちゃん、罪をおかしてぶち込まれても
タイ人明るいわ。
大きいお腹を抱えてるおねぇさんもおりました。
中は撮影禁止なんだけど、
あんまり驚いたので、思わず撮ってしまったわ。
(理由にならない言い訳）
写真左奥が受刑者と面会する場所。
ここは、差し入れ自由。
バック持込も自由。
受刑者と面会者の間に隙間はなし。
電話で話せる。
ノンパライ拘置所の場合は、机に穴が開いていてそこから
話さなければならなくて、聞きづらかったのだが
ここは、さすが、刑務所だ。
(感動している場合ではない）
お坊さんの面会も多かった。
なんでだ？
タイは坊さんの犯罪も多いらしい。
ノンパライは外から買ってきた差し入れは全て拒否されて
その場で買わなければならなかったけど
ここは、野菜でも果物でもなんでも入れられる。
しかし、シャンプーとか液体物の中に麻薬とか入れて
差し入れするあほもいるので、液体物は自分で買わせた方が
いいらしい。
売店には、タイ人にはなくてはならない
ナンプラー・シッカロールも売っていた。
一応牛乳、お菓子類を見繕って差し入れ。
呼ばれて入ってみたら、全員赤土色のシャツを着ている。
刑務所が変わると色も変わるのね。。
しかし、トムくんは待てど暮らせど、来ねぇじゃん。
看守に「おい、おい、なんで来ないんだよ～～」
と、聞いたら、終身刑は別なんだと、、。
刑を終えたら出られる人のシャツは赤土色。
終身刑はブルーのシャツ。
早く言ってくれよ。
面会室に入ってしまったからには、周りを観察する。
待合室ではへらへらしていたおっかちゃんが
いきなり泣き出して大声でとおちゃんを怒鳴り倒す。
すごい変わり身の早さだ。
とりあえず、「もう一度呼ぶから、待ってろ！」といわれ
面会室から出る。
一般の受刑者は毎日面会が出来る。
しかし、終身刑は火曜日と金曜日のみ。
D3と呼ばれている。
赤土色シャツ軍団は面会時間１５分。
終身刑は３０分。
長すぎて話すことなんかなかったよ。
２ヶ月ぶりに面会に来てくれてトムは涙ぐむ。
実のかぁチャンに手紙を書いても返事ももらってないらしい。
もちろん、会いに来てくれる人も居ない。
そりゃ、気の毒になぁ、、、
月に一回くらいは来てやっか・・・
こちらに来て、足かせもはずされ
労働もさせられているらしい。
「何やってんの？」と聞いたら
「魚釣りの網を作っている」
｢金はもらえるの？」と聞いたら
一ヶ月で３０バーツだと。
どひゃ～～
マックより安かった。
タイのマックは時給２８バーツだそうです。
あんたも人殺しなんてしないで、シャバにいたら、もっと稼げたのにね、、
こんなあどけない顔した１９才の少年。
なんだか、せつなくなってきやしたです。
(時間限定写真）
身よりはあるのに、天蓋孤独
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