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人には、それぞれの「赦せないこと」があるかもしれません。

それは、人やもの、社会、できごとに向けられるかもしれないけど

自分自身に対する「赦せないこと」もあるのではないでしょうか。

わたしは、ヒプノセラピーに出会うまで

自分のなかに、「赦せないこと」をいっぱい持って生きてきました

外側に対しても、内側に対しても・・・

わたしは、自分のことがきらいでした。

小学校４年生のときの思い出・・・

わたしはテストが大嫌いでした。

ドキドキするからです

時間に間に合わなかったらどうしよう

点数がわるかったらどうしよう

漢字テストなどで、毎回いい点数を取るクラスメイトたちを

別の世界の人間だと感じていたほどです

そんな勉強がにがてだった私が、少しテストでいい点数を取れるようになった時期がありました

なんとなく、自分のことを肯定的に感じれるようになっていました

まさに、そんなとき

わたしは、テストでいい点数を取ったときの高揚感、自分を認められる、あるいは認めてもらえる感じがうれしくて、もっとがんばっていました。

でも、うまくはいきませんでした

そこで、わたしがとった行動は・・・

部活中に、体育館をこっそり抜け出し

教室に忍び込み

担任の先生の机をあけて

明日、行われるであろうテストの答えが書かれた紙を・・

書き写したのです。

「いけないことをしている」ということは、自覚していながらの行動

誰かに見つかったら、どうしよう・・・

こわくて、でも、実行したくて

胸のあたりの鼓動が、カラダの外まで鳴り響いている感覚を感じながら

必死に書きつづけました。

半分くらい書き写したくらいでしょうか・・

廊下から、誰かの足音がしてきました。

こちらに向かってきている音

それは、シューズの音ではなく

先生たちがはいているような、大きな「ぱたっ、ぱたっ」ってする音

床に広げて、必死に書き写している答えと紙を片付けるひまもありません

そして、ついにわたしがいる教室に面した廊下に足音が・・

わたしは、床に答えと紙とえんぴつを置き去りにしたまま

ベランダから脱出して、非常階段をおり、身を隠しながら、でも必死に逃げるように体育館に戻りました。

体育館では、無邪気に、そしてひたむきに練習をがんばっているみんながいました

そして、わたしは、何事もなかったかのように、

まるでトイレから帰ったかのようにふるまい、練習にもどりました。

あくる日の朝、わたしはドキドキしながら学校に行きました。

でも、昨日のできごとは誰も知らないようです

先生も、何も言ってきません

わたしは、その時、「よかった。誰にも気づかれていない」

そう思って、ほっとしたような、そしてその罪を意識を

二度と感じないように、そして外に出さないようにわたしの内面にしまい込んでしまいました

このことをずっと、大人になるまで、「絶対に知られてはならないこと」として

しまい込んできました。

そして、わたしが、わたしを認めないことの一つとして持ち続けていたのです。

それをしてしまった動機

そこを大人になったわたしが一緒になって感じてあげられるまで

わたしは、「本当の自分はとても最悪な人間だ」と感じ、責め、ののしりながら生きてきたような気がします。

ヒプノセラピーで、年齢を退行させ、その当時の場面へイメージの世界で小さいわたしを追体験し

先生とお母さんに、そのことを伝える場面にいきました

わたしがしたかったことをしました

それは、「ごめんなさい」と伝えること、そしてこわかったと表現することでした

その行動、動機に秘められた小さいわたしが求めていたことは、「価値」でした

認められる価値

存在する価値

愛される価値

それを必死で、テストの点数で埋めようとがんばっていた小さなわたしがいました

何かをうばったり、とったり、自分をいじめることでしか、わたしは自分の価値を見いだせないという信念がすでに小４あたりから、あったことに気づかされました。

わたしの個人的無意識をもとに、子どもの頃の話、信念をお伝えしたかったので

この話におつき合いいただきました。

誰でも、人には言えないと思って、持ち続けてきた出来事、思い出があるかもしれません

でも、自分を愛したいがゆえの行動だった・・・のかもしれません。

自分を愛したいがゆえの行動に、選べる選択肢をもっていなかった

その小さな自分を心から愛することができたとき、赦しが始まり出します

ヒプノセラピーは、年齢退行療法があります。

ご自分の小さなころの強い記憶や感情など、大人になっても持ち続けていたり

それによって、今も苦しみや悲しみ、生きづらさにつながったりするケースもあります。

つらい記憶を追体験することは、こわいかもしれません。

手放す準備のできたものから、少しずつ手放していくと

いつの間にか、ほかの複雑に絡み合った記憶や感情も解放され始めるということもあります。

あなたがもし、解放したいことがあり、堂々と生きていきたい、イキイキと生きたいと感じられたら、その時がチャンスです。

自分を愛してもいいですよ

しあわせになっていいですよ

伝えてもいいですよ

問題を解決してもいいですよ

言葉に出してもいいですよ

安心して、解放していきましょう

ただ今、ヒプノセラピーのセッションをモニター価格でご提供しております。

モニター価格：6000円(3Ｈ)

２day モニター価格：11,000円(3Ｈ×2)

場所：熊本県菊池郡大津町美咲野

電話：　090-7167-6307

メール：koidem☆ari.bbiq.jp

(☆を＠に変えて送信してください)

ＡＢＨ(米国催眠療法協会)マスターヒプノティスト

小出あゆみ

罪や自己の否定で埋め尽くしていた、あなたという空間を

しっかり見つめてあげた時

その空間に新しい光と希望が見えてきます

そして、その美しい光と希望はもともと”有った”ことに気づかれるでしょう

そして、安心していられ、新しい感覚に力が湧いてくることでしょう

準備ができたことから、解放が始まっていくこと

ぜひ、体験してください

お会いできますこと、楽しみにしております。

昔の自分を赦すこと、和解すること