昨日 妹の昔の写真を見ていたら
なつかしい初恋の人の写真が出てきた。
妹とその人が 同じ剣道場に通っていたので
その人の写った写真があったのだ。
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アタシの初恋は 小学校5年生のとき。
5年生になると 委員会活動をせねばならず
アタシは理科委員さんであった。
初めての理科委員会のとき
6年生から委員長・副委員長を決めたのだが
5年生からも代表者を決めようということになり
たまたま理科委員会の顧問の先生のクラスだったアタシに
白羽の矢が刺さった(笑
その時の委員長が アタシの初恋のカワバタさん。
委員長は 議事進行、 副委員長は その補佐。
副委員長代理のアタシの役割は
主に 委員会での決定事項を「黒板に書く」というもの。
当時 引っ込みじあんで あがり症だったアタシは
前に出るだけでも 足が震えて 真っ赤になるほどであった。
黒板に書くのも 背の低かったアタシにとっては
大変な仕事で 背伸びをして書かねばならず
それがまた とても恥ずかしくて いつも頭が真っ白になっていた。
書こうとして 漢字をど忘れして モジモジしていたら
いつもカワバタさんが黒板の端に小さくその文字を書いて教えてくれた。
背の届かないアタシのために 小さな台も持ってきてくれた。
6年生にして とても紳士なカワバタさんだったのである。
カワバタさんは 今写真を見ても とても整ったお顔立ちで
「正統派オトコマエ」
当時もさぞかし おモテなってたことだろう。
そのカワバタさんが 妹と同じ剣道場に通ってたことも
知らなかったのだが
何回目かの理科委員会が始まる前に カワバタさんが
「Tさん(アタシ)の妹って 剣道やってない?」って・・・
ええ!ほんまかいな! 知らんかったがな!
その日を境に アタシは 妹の道場によく見学に行ったものだ(笑
剣道は 面をつけるので 顔はよくわからなかったが
タレに名前が付いているので どこにカアワバタさんがいるのかも
すぐわかって うれしかった。
カワバタさんは 小柄な人だったのに
とても強く、声も大きくて ハンパなくかっこよかった。
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あっという間に 1年が過ぎ
カワバタさんの卒業式。
5年生は 在校生代表で 卒業式に参加。
卒業証書を取りに壇上に上がるカワバタさんを見て
心臓のドキドキがとまらなかった。
今おもうと その時初めて 「カワバタさんが好きだった」
ということに気づいたのだとおもう。
その後中学校に行ってしまったカワバタさんのことは
道場で見ることができたのだが
卒業してしまったのに 話しかけるきっかけもつかめず・・・。
校区が違ったので アタシは違う中学校に進学。
「想い」を伝えることもなく アタシの初恋は幕をとじ
いつの間にやら カワバタさんの存在は忘れてしまった。
今は東京に住んでいるらしいと風のウワサに聞いた。


を渡すと大喜びで主人の不在も忘れた様子(笑)
」




