インド人は、そこら中で誰かがぺっ。ぺっ。ぺっ。時には、ぺぇ……(糸引く長いもの)。と、ツバを吐いている。 とにかくいつでも、ぺっ、ぺっ、ぺっ。


もちろん、日本でも諸外国でもそういう光景は目にするけれど、インドはその人数・頻度がハンパない。それは空気が汚くてのどがイガイガしちゃうからなのか? だとしたら、インド人にしたらそれは空気を吸うのと同じ行為なのだろう。(たぶん…)


ここには、ハーブやタバコの葉などなるとを緑色の葉っぱで包んだものをカミカミする、いわゆる噛みタバコなるものがあって、それをガムのようにムシャムシャと噛んでいる人をよく見かける。
特にタクシーの運転手や、昼間から道端で暇そうにしているおっさんたちが好んでいるよう。
で、この噛みタバコをカミカミすると口にツバが溜まるようでそれを歩きながら道ばたにぺーっ、赤信号で停車した時に車の窓から顔だけ出して道路にぺーっとやっている。
このツバがやっかいで、土色をしている。
彼らの口の中を見ると、まっ茶色。


車から外を眺めていると、いやでもその光景が目に入ってしまうんです。
オェェッ…。


時々、女性までもがぺっとしている場面に出くわすことも。ついこの間なんて、5歳くらいの子供までもがペッとしていたのを見ました。
おそらく、富裕層の女性やオフィスで働いているような女性はそんなことはしないのだろうけど、そうではない女性はそういうところは男並みのようです。



で、そんな人だらけのインドの道は当然のことながら汚いわけで、コンクリートの道にはツバはもちろんのこと噛みタバコの茶色の汚ツバでカラーリングされているわけです。


ツバを吐くことになんの抵抗もないインド人でも、自分の陣地や家の中はものすごくきれいにするんですって。
自分さえ良ければいいという超利己主義の国民性なのか。


インドは歴史も宗教もとても興味深い国だけど、もう少し街をきれいにできないものかしらん…。