葉子の【戯れ言ノ葉】 -33ページ目

雨の日のバスで。

今朝、しっかり冷えた雨の降る中、
至って普通に家を出て、いつもと同じ様に乗ったバスの中で。

ふと、声が聴こえてくるのに気が付いた。

よくある小さなこどもの声ではなく、
おばさまたちの会話でもなく、
異国の発音によるものでもなく。

控えめに上品そうな言葉遣いのそれが、
滑らかに流れてくる。


こっそりと声の方向を見てみると、
二人並んで座れる席の、
少女が小さく発し続ける。

隣に座る、多分お母さんが手に持っているのは『ガラスの動物園』。
なるほど、ローラの台詞だ。
台詞覚えか……。

すっかりわくわくして、耳をそばだてる。

あぁ、ローラとジムのシーンだ、確か。
夕食後の……。


しっかり覚えているわけではないけれど、
ガラスの動物園の一部は少し触ったことがあって。
もちろん私はローラではなくアマンダ…だったかな、ローラのお母さんだったけれど。


台詞の訂正には力が入って、少し離れた席のおじさまが顔を上げて一瞬声を探していた。
他の乗客にうるさいよって注意されてしまうかなとどきどきする。
けれど、声のボリュームは落とされ、
ひそひそ話のまま物語が進む。

バスの終点がまもなく、という時。
お母さんが言う。
ごめんね、少し早口になっちゃった。

……お母さん、たぶんね、それね、少しではないと思う(笑)。
でも、テンポよく台詞は行き交っていたから、バス移動の時間での台詞の確認には合っていた早さだったのだろう、なんて思う。


なんだか、楽しく嬉しくなってしまった朝の時間でした。



特に何も考えずにブログ書くと、こういうのも含まれちゃうみたい。
でも、消さずにアップしちゃいます(笑)。

台風で室内退避中の方は、
ぜひぜひpicaresque.infoでも眺めてね。

よし、宣伝もしたし!
それでは、また。


☆ハコ☆