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新興国への投資について、たまに質問をいただきます。

私自身は新興国投資をしていませんし、おすすめもしていません。

なので、このブログで取り上げることは滅多に無いです。

そのため、考え方は3年前に書いた内容と今も変わりありません。

『新興国への投資は危険？』在宅ワーク8年目のアラサーWebデザイナー、月収10万円でも悠々自適に生活しています✨ 働かなくても自由に楽しくをモットーに、コツコツ真面目に資産構築を実践…

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新興国（通貨）投資は高金利なので騙されないようにしてください。

簡単にいうと、

南アフリカ、トルコ、ブラジル、インドなどの新興国はインフレ率が高いです。

そして、インフレ率が高いということは「物価が上がり」「お金の価値が下がる」ということです。

これは、日本の円安の説明をするとき何度もお話しているので分かりますよね。💡

そして、お金の価値がどんどん下がっていくので、金利が高いとしても、長期的に資産価値を増やし続けるのは難しいんです。

むしろ、逆に資産価値がどんどん減っていく可能性のほうが高いんですね。

「高い金利」以上に、「お金の価値が下がる」ため、資産を増やし続けられないということです。

高金利という見た目に騙されてはいけないんですね。

このグラフを見れば、新興国の通貨の価値がどんどん下がっているのが一目瞭然ですよね。

ランド

トルコリラ

レアル

INR（インドルピー）

ランド（南アフリカ）も、トルコリラ（トルコ）も、レアル（ブラジル）も、インドルピー（インド）も、

短期間でこんなに価値が下がっているから、金利が高かったとしてもそれ以上に損失が出てしまうということです。

これが、新興国・高金利のワナです。

金利を見るときは、「表面利回り」ではなく『実質利回り』を見るようにする。

これは投資の基本中の基本なので、覚えておいてくださいね。

実質利回りは、

「表面利回り」−「インフレ率」

でざっくり計算できますので覚えておきましょう。

見た目だけの利回りで判断すると痛い目に遭います。（経験済み）

新興国に限らず、不動産でも何でもそうですが、投資をするときは表面利回りに騙されないように注意し、実質利回りで考えるようにしてください。

もし、新興国投資を仮にやるなら短期投資ですね。

中長期で保有するものではありません。間違いなく。

（短期投資さえもやらない方がいい。そもそも投資商品として見ない方がいい）

なお、新興国の通貨はインフレ率以外にもリスクがあります。

例えば、流動性の低さ、脆弱性（新興国特有の）など。

どうしても新興国投資をしたいなら、こういうリスクも頭に入れたうえでやるようにしましょう。

これだけ新興国投資を悪く言えば、やりたいって思う人はいないかもしれませんが(笑)

はっきり言ってやらない方がいいです＾＾；

通貨を持つなら、基本的に先進国だけでいいというのが私の考えです。

日本に住んでいるので円はいるとして、あとは米ドルだけ持っていれば十分ですね。

投資メインではなくその国に用があるとかなら話は別ですが、特に用もない国の通貨を持っていても使い道ないですし＾＾；

投資目的で考えて、分散投資先の一つとして持つならアリかもしれませんが、分散させるなら他の資産クラスの資産（株や債券や仮想通貨）で十分ですからね。

新興国投資について質問をいただいたので、久しぶりにお話ししてみました。

投資はすべて自己判断自己責任ですが、少しでも参考になれば幸いです。

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