いつも ありがとう







どんなに辛い時も  




君を想うだけで






僕の鼓動は




自然と 落ち着きを取り戻すんだ











水と太陽の森。           ひまわりの丘。-sora









ねぇ  大丈夫?




君は 頑張り屋で



僕は 臆病だから






時々



君の背中の荷物を



勝手に背負ってしまいたくなる








でも




君が 頑張りたいのなら





そのままにしておくよ








そのかわり





君が 倒れそうになった時は





僕が




君と 君の荷物を



キャッチするから









何も心配いらないよ












水と太陽の森。           ひまわりの丘。-tonari1











いつも 隣にいるから







君のSOS






気付ける自信はある










水と太陽の森。           ひまわりの丘。-mi











あんまり近くにいすぎて





君は僕に 気付かないかもしれない










でも







それでいい









いつも 僕を感じていたら






君はきっと




疲れてしまうから










それでいい















水と太陽の森。           ひまわりの丘。-tonari2













ひとつだけ お願いがあるんだけど





聞いてくれるかな?










君の鼓動が乱れそうになったら





右手は 空けておいて











僕の左手をそっと重ね






君からもらった




穏やかな鼓動を伝えたいから・・









ね?





落ち着いてきたでしょう














水と太陽の森。           ひまわりの丘。-te












この鼓動は






僕から 君へ贈る






目に見えない  お守り











・・君の右手の天使には負けるかなぁ (笑)













おやすみ









ゆっくり ね










水と太陽の森。           ひまわりの丘。-omamori















大切な君へ














お月様













思い返せば


昔から小さな幸せを見つけるのが得意だった





空でお昼寝中の ぷかぷか綿雲



木陰でのんびりリズムを刻む 名も知らぬ花



信号待ちで並んだ 赤ちゃんの笑顔






目にするだけで幸せになれるものは たくさんあった









幸せになるための ‘プチ努力’ も嫌いじゃなかった





毎朝必ず会う やたらと大きい音を立てるお姉さん



しんどいな・・好きなところ見つからないかな・・と観察し続けてみると



ひょんなことから 動物に優しい人だと分かり



愛情を感じるようになった







悲しみを見つめることも それほど苦にならなかった





小さな誤解が生まれて 悲しみが押し寄せた時


相手が自分に伝えたかったことの方に目を向けてみる




誰もが互いを理解しようと 心が伝わることを願い


向き合っているはずだから




入口が同じに見えても


動機が違えば 誤解はすぐに生じる



自分は本当に相手の言葉の真の意味を理解出来ていただろうか


自分の伝えたいことにばかり気を取られていなかっただろうか




もしかしたら



自分の悲しみよりも 相手の悲しみの方が大きかったかもしれない





そんな風にして



悲しみは 慈しみへと変わっていった









子供の頃から 「素直だね」 と言われることが多かったのは




苦労知らずで 愛情にも恵まれていたからだろうか









何故だろう






幸せなのに



幸せそうにも見えるのに





いつも 生きている気がしなかったのは













ある時




天使に出逢った





その天使は 孤独と戦っているように見えた






懸命に羽根を広げ 人々を救おうとするその姿に




遠い記憶が蘇った







美しくて 儚げで ・・










ふと 気付けば



やさしい表情を浮かべた天使から





「忘れ物ですよ」 と





箱を手渡された











箱の中に




小さなあなたがいた













今 分かった




あなたが天使を連れて来てくれたんだって







長い間



閉じ込めていて ごめんね





苦しかったね








とても





寂しかったね











知らなかった






いつも あなたが 私を守ってくれていたなんて







あなたを置き去りにしたままで





私 本当に生きていなかったんだ








もう




大丈夫








ふたり一緒の時計が 動き始めたから











あなたと私では 歩幅が違うけど






小さなあなたの方が



たくさん歩いている分





きっと 私よりも大人なんだよ









だから




もしも また



幼い私が あなたを忘れそうになった時は




小さなそのぬくもりで



そうっと教えて







‘ 私は いつも ここにいるよ ’ って











さぁ




そろそろ夜が明ける












鼻歌混じりに

ふたり

歩き始めよう








今日は いいお天気だね










水と太陽の森。           ひまわりの丘。-ayumi














お月様












君が身に着けている  その鎧



少し  窮屈そうだね






君は  気付いているのかな




体だけでは無く


君の心も  窮屈な思いをしているってこと






とても美しい鎧だから



みんなが  その鎧を褒めるから



脱いでしまうのは  不安だろうけれど






本当は



鎧を脱いだ  そのままの君の方が


何倍も美しいんだよ





鎧を脱いだ君を  見たことは無いけれど



僕は  そのままの君の美しさを知っている





ただ  知っているんだ








僕を見て




なんにも身に着けていない



君のように美しくもない  不格好な僕だけれど






木陰で涼風に吹かれる時も






水と太陽の森。           ひまわりの丘。-kokage-wanko






お日様とおしゃべりする時も






水と太陽の森。           ひまわりの丘。-ohisama-wanko





心も  体も  とっても楽ちん





この気持ち良さを  君にも感じてもらいたいな











鎧を脱いで  僕の隣においでよ




水と太陽の森。           ひまわりの丘。-aozora-wanko1






思いきり  伸びをして





心を  全部解放して







素顔の君を



僕に見せて








鎧を脱いだ君を




僕は  今よりもっと  好きになる







君に  鎧なんて  もう必要無いってこと



僕が証明してあげるよ










昨日



君が僕を見付けた瞬間





君と初めて出逢った日のことを思い出したよ








君は  覚えているかな







君の瞳に映る  その青空は




誰でもない



君のために広がっているということを




水と太陽の森。           ひまわりの丘。-aozora-wanko2









何があったとしても



君は大丈夫だよ






だから





迷わず  夢を描き続けて








その瞳いっぱいに広がる




無限の青空キャンバスに








水と太陽の森。           ひまわりの丘。-aozora-wanko3









お月様