キミも同じ空 

見てるかな・・・





水色と白を塗ったら





夏の日が見えたの





こんなに近いのに


遠いね





丘に影が落ちるころ





スケッチブックを


琥珀色に染めて





わたしは


少しだけ大人になる





やがて


冷たい風が秋に


手招きするよ






そうして


秋が急ぎ足で冬を


連れてくると







真っ白な雪の毛布で


すべてを


覆いつくすの




夏の記憶をとじこめたまま


蛹は蝶になって


刺さったままの銀の棘は


やさしく溶けてゆく





夏の終わりに


時間(とき)が過ぎるのを


やめたとき


それは永遠に。