今日の朝ごはん。

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やっぱりレーズンパンは美味しい。
まほろばだったかな?
今度見かけたらまた買ってみよう。

夫はと言うと

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焼き飯を食べたいと言うので
夫は焼き飯の朝ごはん。

で、食べ終わった夫は
「ああ、美味しかった。
やっぱりアンタの作る焼き飯が一番美味しい」と大満足の顔をしてはりました。

朝から焼き飯位で満足してくれて私も満足です。
ウインク

でね。
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焼き飯を盛ったこの中華皿ね。
亡くなった夫の叔母が使ってたの。
古くさい昔の中華皿だけどこのお皿を使うと夫は格別喜びます。

叔母は結構可愛らしいお皿を使ってましたね。
で、お皿だけでなく肝心の料理も上手でしたね。

特に夫の大好物のカキフライは軍隊の整列位にキチンと大きさを揃えて揚げてはりました。
そんな事は知らない私は
結婚して最初のカキフライは普通に揚げました。
そう、大きさもバラバラな普通のカキフライです。
で、それを見た夫はジロジロ見て食べようとしません。
「これがカキフライ?」と聞いてきます。
「何で?そうやけど。」と私。

だいぶたって叔母からカキフライのおすそ分けをもらった時にあまりの整然さに仰天しました。
こんな綺麗なカキフライを食べてたんだと妙に感心しましたね。

カキフライだけでなく、夫と娘と息子はクリームコロッケも大好きなのですが、このクリームコロッケもまた見事なのです。
形は俵型ではなく、一口ボール型で綺麗に形を揃えて見事に揚げてあります。
もちろん、お味も見事です。
このクリームコロッケはよく作ってもらいましたね。
で、ある時私も作って叔母を驚かそうとしたんだけどね。本のとうり作って、何回挑戦してもうまいこといかへんの。
無駄な抵抗はもうやめてクリームコロッケはその後も叔母に甘えぱっなしの私達家族でしたね。

そんな叔母が年行って、私が料理を主に作ってあげるようになった頃にね。
「〇〇ちゃん。悪いけどこれを揚げてくれへん?」と言ってパン粉をまぶしたクリームコロッケをたくさん作って持って来たの。

はあー。自信ないけど頑張って揚げましたよ。
結果、半分はパンクしましたね。
残り半分もその半分が何とか食べれる位でしたね。
「おばさん。すいません。こんなになってしまって」と小さくなって叔母に報告した私。

黙って何も言わなかった叔母。
それ以来、二度とクリームコロッケを作らなくなった叔母。
思えば、夫や娘や息子の好きなクリームコロッケを自分が亡き後、私に作って欲しかったのかもしれない。

クリームコロッケが我が家の食卓にのぼらなくなった頃、娘は「おばあちゃんのクリームコロッケが食べたいなあ。」と言ってたけどいつの間にか誰もクリームコロッケの話はしなくなった。

今でも夫はレストランでクリームコロッケを注文します。
家族の中で叔母のクリームコロッケはいつまでも思い出に残っています。

今朝は叔母の中華皿と共に
叔母を思い出しました。

追加、
私は叔母が亡くなった後もクリームコロッケは
一度も作った事がありません。
何かの間違いで叔母のクリームコロッケ以上のが作れたら、叔母の思い出が色褪せてしまうのは忍びないから。


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