漸く体調が悪かった私も、不思議にもかなり元気になりました。
 
多くの人から応援の言葉を頂き、ありがとうございました
 
 
ひょんなことから、学生時代の友達と話をする機会があり、運気を上げるために、とにかく一人旅をして来い!と薦められ…。
行く場所は長野!とにかく1泊して帰ってくるだけで良い!と…。
 
家族をおいて、ふらっ~と旅に出るなんて、なかなか出来ない!と思ってた私!
でも、友達にどうしても行っておいで!Leafなら出来るから!とポンと押されるような言葉で、時間をかけての決断!←「だって…、なんて言って出かけるの?理由がないし…。」とうだうだ断る理由ばかりを考えていた。でも、友達は、出来るから…の一点張り。
 
期間は1カ月あるけど、出来れば1週間以内に行った方が良いなぁ~!と・・。
なぜなら、先延ばしして、きっと行かなくなるから…。
 
決断すれば、早いもの!確かに、1週間で行動に…。
 
ちょっとした旅先での…出会い。
 
1日目に長野市の市内観光を終え、2日目はどうしようかと思っている時に、宿泊先で薦めてもらった『松代(まつしろ)』まで足を延ばすことに…。
地下壕を見に行って、それはそれで感慨深いものが…。
 
私が訪れた2日間は、本当に良いお天気で、長野市内もこんなに暑いのか?というほどの暑さ。
 
松代から長野に帰るバスを待っている時の事・・。
日傘をさしたおばさまが・・・バスに乗るためにやってきて、本当に暑いですね~と私に話かけながら、自分のさしている日傘を傾け日傘の陰に入れて下さる。
私は、「帽子をかぶっているからいいですよ~!」と言ったのですが、でも暑いから…と日傘を傾けてくれる。たわいのない話を少しかわして、長野っていい街ですね~!と話をし、そのおばさまは、昔はこんな小さな田舎町は嫌いだったけど、年取るとちょうどいいわね~!住みやすいわ~!と…。過去の「嫌い」を今は、受け入れ、「好きになった!」との話。
 
何気ないけど、でも、それって何か素敵なことだなぁ~!と思い、バスに乗車。
 
…と言うのも私はもっとすごい田舎で育っていて、そこがやはりあまり好きじゃなかったから、その言葉が響いたのかも・・。
 
松代観光をした私は疲れてバスに揺られてうとうと・・。
終点長野駅に着く少し前で目覚めた。
ふとバスの窓から外を見るとそのおばさまは、1つ前の停留所で降りられた。
 
そのおばさまは、私ににこっと素敵な笑顔で会釈をし、日傘をさして、歩いて行かれた。私は、思わず、会釈をしながら手を振った。
 
もう、会うことはないのかもしれないおばさまだけど、心に刻まれた出会い。
 
ホンの一瞬だったけど、人の温かさを感じた不思議な出会い・・・。