「何のための英語?」
皆さんは何のために英語を勉強していますか?
「海外の人とコミュニケーションをとる時に英語が必要だから」と答える人が多いのではないかと思います。確かに英語を使えば、世界中の多くの人と話せるようになります。
ここでもう一つ質問です。
この質問に自信を持ってはっきり答えられる人は、絶対に話せるようになります。
逆に言うと「話したいことが特にない」「何がしたいか分からない」という「英語が上手になりたい」だけの人は、英語でコミュニケーションは難しいと思います。
それでは会話は絶対に上達しません。
上達のカギは「何を話すか」を持つこと
私も実は、どちらかというと「英語が上手になりたい」のタイプでした。
お客さんに楽しんでもらえるようにするには?と自分で考えて勉強するようになりました。伝えたいことがあると、どうやったら伝えられるか猛勉強しますよね。
それまでの「英語の全体的な知識を高める」という方法ではなく、伝えたいことの表現を調べたり、人に聞いたり、人が話している表現を盗んで自分のものにしようとします。
よく言われる「必要に迫られたら話せるようになる」というのは「何を話すのか」「何を伝えたいのか」が明確になるからではないかと思います。
「話したい何か」「伝えたい何か」を持って、そこに向かって努力することで、英語は勉強する対象ではなく、コミュニケーションのツールに変わります。
それが「英語でコミュニケーションをとる」ということだと思います。
「英語を話す」ではなく「英語で話す」
英語を勉強していると、ついつい「英語を話す」ことに目標を置いてしまいがちですが、「英語を話す」ではコミュニケーションは成立しません。
これは日本語でも同じことですよね?話すことがないと会話も生まれません。
何を話したらいいのか分からない、という方は自分の事を話すところから始めてみませんか?
自分の事を話してみよう
私は、日本にいた時には「自分」について話す機会はそれほど多くありませんでしたが、ニュージーランドに来てから随分と「自分」について話す機会が増えました。
初めて会う人はたいてい「どこから来たの?」から始まって「なぜニュージーランドに来たの?」や「ニュージーランドで何してるの?」など色々と質問されますし、自分の事を話すというのは会話の中ではとても重要です。
あなたが海外の人と知り合いになった時にも、必ずこういった質問をされると思います。
まずは「自分がどんな人間なのか」を英語で伝えられるようになってみませんか?
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