「苦手集」で偏差値UP | 「使える英語」推進者☆BANG-CHANG☆

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神奈川県の高校・家庭教師・学習塾で教鞭を執ってきた個人ブログです。

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もうすぐ期末テストの学校が多いですが、じめじめした梅雨のこの時期、なかなか思うように勉強がはかどらない生徒もいるようです。やはり水分補給はこまめに摂りましょう。


気になった記事がありましたので、
貼っておきます。


浪人版“ビリギャル”は「苦手集」で偏差値アップ


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 話題のビリギャルは1年間で偏差値を40上げた。でも、浪人生だって負けていない。合格可能性が20%程度のE判定から、見事、難関大合格を勝ち取った例を取材した。この時期、取り組むべきは基礎固め。“大逆転”へ、合格スタイルを参考にしてみてはいかが。


 できなかった問題を何度も解く。東京大理科一類に合格した北村和紀君(19)はそのために苦手を書き出したノートをつくった。


 浪人当初は問題集を解いて答え合わせをして終わり。なかなか成績が上がらなかった。そこで予備校のテストを振り返ったら、同じところを間違えていることを発見。解けない問題、覚えられない単語を1冊のノートにまとめて「苦手集」をつくった。


「毎日毎日、試験の直前まで復習していました」(北村君)


 この振り返りが奏功。現役時代のC判定から合格をつかんだ。苦手を克服するだけでなく、5教科をバランスよく勉強して土台を固めることも大切だ。北村君が通った駿台予備学校の斎藤昌一・東大専門校舎長はこう話す。


「学習する科目に偏りがあると、合格につながらないことが多いです。そのため、5教科のバランスのよいスケジュール立てと、各科目をどう学習していくかの具体的な計画立てが大切です。『英語を3時間』といったように漠然とした予定にとどめず、文法や英単語など、分野ごとに時間を刻んで取り組み、達成感を細かく得られるように考えましょう」


 岡本美優さん(19)も、東大理科二類の合格をつかんだ。東大入試実戦模試でD判定だった現役時代からの大逆転だ。岡本さんも駿台に通った。


「現役時代は基礎がわからないまま応用問題ばかり解こうとしていましたが、浪人生になって基礎から苦手をつぶしていったら応用問題もできるようになりました」



 というように、同じテキストを繰り返し、「自分の苦手集」づくりに取り組んだ。


 加えて効果があったのが勉強の記録だ。岡本さんは、自分が勉強する予定の教科と、「古文問題集11ページ」などの具体的な内容を、毎日手帳に記し、教科の偏りや、勉強内容の重複・抜けがないか確認した。これが、思わぬ効果も呼んだという。


「勉強した記録が残るだけでなく、今日はこれだけやったという満足感も得られる。モチベーションが保てました」


 一方で効率を重視する意見もある。精神科医で受験アドバイザーとしても活躍する和田秀樹さんは、いま点が取れていない科目だけを集中して学ぶ「超効率型」の勉強法が効果的だと話す。


「受験に受かるには合格点に達しさえすればいい。だから、何が自分の穴かを見極め、そこだけを重点的に勉強していけばいいのです。あと10点、20点のために必ずしもすべての教科を勉強する必要はない。限られた時間の中では、これを伸ばしたいというものに時間をかけ、無理なものは捨てるという選択も時には有効です」


『偏差値29からなぜ東大に合格できたのか』(幻冬舎)などの著書がある、作家でイラストレーターの杉山奈津子さんも、苦手な教科に集中した学習をすすめる一人だ。杉山さんは、予備校に通わず、効率を突き詰めた独自の勉強法で、2002年、東大理科二類に合格した。


 杉山さんは、今は「敵を知る時期」という。浪人の最初に取り組んだのが、「東大の出題傾向の分析」だ。ここで活用したのが赤本。通常、赤本は、問題集などで基礎固めをした後、秋から冬に手をつけるのがセオリーとされているが、杉山さんは5~6月の早い時期に、数年分を解いた。できた・できないを知るためではなく、大学が好む問題や出題範囲をつかむためだ。


「赤本は、大学の『こういう問題を解ける学生がほしい』という意図を理解する最良の資料です。そこを分析して、例えば英語の1問目が英文要約なら、要約の勉強をする──といったように進めると効率がよいと考えました」(杉山さん)


週刊朝日 2015年6月19日号より抜粋


( dot.asahi.com より)


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