外国語を話せたらいいなぁと思う人はたくさんいるでしょう。

英会話学校の広告がいつでも至る所にあるのがそれを物語っているのではないでしょうか。英会話市場は数十年前から変わらずあるそうです。でもできる人は増えていない。。。

 

実際私はある方法で2カ国の外国語ができるようになりましたが(1カ国語は上級、もう1ヶ国語は日常会話レベル)、話せるようになったのはその国に留学していたからではありません。

確かに1カ国語はその国で実際2年半ほど仕事をしていたので、そのアドバンテージはあるでしょう。しかし学校などで勉強していたわけではありません。出国する前に簡単な発音と表現、文法をさらっと習った程度で完全に自己流。

もう1カ国語は完全に国内で勉強しある程度話せるようになりました。(1ヶ月間だけその国に旅行したことがあります)

 

その方法とは、「アウトプット」です。シンプルにこれだけ。

ではどうやるか、「言いたい事をすべてその言語に置き換えて言う」。これだけ。

例えば、英語なら

「これはなんですか」「What is this?」

「彼はあなたの友達ですか「Is he your friend?」

 

これらは非常に簡単な例ですが、このレベルから始めて全てその言語に置き換える。

 

「先週会社の同僚と行ったレストランが結構いい感じだったんだ」

これがすぐに出てくる人は中々いないでしょう。私も数秒考えてしまいます。

 

じゃ、単語を知らなければできないじゃんという人もいるでしょう。そういう人は先ず単語を覚えてからアウトプットしようと考えます。それも間違えではありませんがそっちがメインになってしまっていつまでもアウトプットしないというのがオチではないでしょうか。

言語学習は勉強のようで実はスポーツと同じと言ってもいいでしょう。うまくなりたければ実際にやるのが一番いい。

野球なら、いくらバットの振り方、ボールの握り方、投げ方など理論上知っていたとしても練習しなければ実戦では使えません。むしろ理論はちょっとだけで大半の時間を練習に費やすでしょう。それも毎日毎日繰り返し繰り返し。外国語も同じです。練習しなければ話せません。

外国語を話すことにおける練習とはつまり話す事。当たり前ですが。

 

ではどうやってするか。しつこいですが「言いたいことをその言語に置き換えて言う」、これだけです。敢えて「翻訳」と言わないのは言葉に出して練習が必要だからです。

私の場合は周りにネイティブなんていませんでしたから独り言をひたすら言ってました。正にお坊さんがお経を唱えるように。そして言える表現が増えれば増えるほど会話がスムーズになりました。片言の状態から3ヶ月ほどで会話がスムーズになりましたから実はそんなに難しいことじゃないんです。(外国語ができる人がすごそうに見えますけど)。

 

単語や文法を勉強してきたけどなかなか話せない人は是非試してみてください。