今日の夕方
お友達の会社のビルの入り口で
お友達が出てくるのを待っていたら
30代くらいの男性の守衛さんが
次々に出てくる社員さん
1人1人にハキハキと
「お疲れさまでした!」
と挨拶していたんです
大きな会社なので
私がお友達を待っていた
10分ほどの間で言うと
息継ぎ以外は「お疲れさまでした!」
と言ってると感じるくらいだったんです
私の後ろの方に立っていたので
お顔はちゃんと見ていないのですが
その爽やかすぎる挨拶が
すごくステキで
もうちょっとで恋に落ちそうでした
私は昔から
男女関係なくお仕事している姿に
キュンキュンすることが多くて
職種と言うよりも
プロだなぁと思うと
カッコよく思えてくるんです
たまに「お疲れさまです」と
答えている方もいましたが
大体の人は会釈で通り過ぎていました
私だったら
入口はやっぱり時候の話で
それから徐々に色んな話をして
最終的にはチョコとかあめとか
あげ合える中になりたいなぁ
と妄想している内に
お友達が出てきました
守衛さんへの思いを語っている私に
お友達は
「あの人、朝も一人一人に
『おはようございます』
って言ってくれるんだよ」
と教えてくれたんです
その時ふと
私の通っていた学校の
守衛さんのことを思い出しました
今思えば
毎日朝も帰りも
1人1人に挨拶してくれていましたし
学校内に侵入した
制服ドロボーを捕まえてくれた事
もありました
もちろん挨拶は返していましたが
先生達の様に名前は
覚えていないんです
私の楽しい学校生活に
欠かせない方でしたし
とってもお世話になったのに
あの頃
同じ敷地内の小学生達が
守衛さんの前に列を作って
1人1人じゃんけんをしていて
中学生の私は
すごく羨ましかったのに
「かわいいねぇ」
とかなんとか大人ぶって
通り過ぎていました
やらないで後悔するより
やって後悔した方がいい
とはよく言いますが
先人さんたちの言葉って
本当に重いです
今は大人になって
色んな事を経験して
あの時の守衛さんにも
たくさんの感謝の気持ちがあるのですが
あの頃はいてくださる事も
毎日挨拶出来る事も
当たり前になってしまっていたようで
たまにお礼を伝えるでもなく
卒業の時にきちっと感謝の気持ちを伝えるでもなくで
今更ですが後悔しています
どんなことも
当たり前な事なんて何一つない
と思って生きていたら
まず間違いはないのだと
今は思えます
東京駅のイルミネーションです
最後まで読んでくださって
ありがとうございます
お暇なときにでも
下のティーカップを
ポチっとしていただけたら
とってもうれしいです
いつもありがとうございます