今回の湯河原旅行では
作家の島崎藤村さんが愛したという
登録有形文化財のお部屋に泊まりました
大正時代に建築されたお部屋で
お風呂の時もお食事の時も
他のお客様を見かける事は
ほぼなくて
すごく静かで落ち着いていました
いつも何かとバタバタしている毎日とは
時空やら何やらの
違う世界にいるみたいでした
お部屋内で歴史を感じる場所を
探してみたのですが
まずはこの細かすぎる組子細工
手仕事でこれを作った職人さんを
思いながら
なんて贅沢なんだろうと
1つ1つの穴を覗いていました
窓枠も木ですしハマっているガラスは
ゆがんで見える細工がしてありました
風情しかないです
すきま風問題と風の音問題はありましたが
気密性の高いマンションで聞く
風の音と違って
慣れるとまるで自然の音の様に
聞こえてきたのが不思議でした
この障子のステキすぎる模様は
朝日とお庭の木が作り出した芸術ですし
紅葉時期にこだわった理由は
この窓の外の景色です
超リサーチしたのに
若干紅葉の最盛期を外してしまった
私たちですが
大観山からは富士山を見ることが出来ました
引くほど寒かったのですが
こんなに最高の姿を見せてもらえるなら
寒さなんて感じません
(とか言いつつ実際はいつもの3倍ほどの
スピードで写真を撮って
早々に車に戻りました)
宿で文豪になりきったついでに
本格的なお茶室でお茶をたててもらったり
(そんな日も私はカフェインアレルギー)
産まれて初めての
寄席を聞きに行ったり
(噺家さんが近すぎて緊張して目が泳ぐ
不思議な客の私)
最後にみかん狩りをしたのですが
山ほどのみかんに興奮しすぎた
美味しそうなみかんをもぐのに
本気を出し過ぎて
どちらかと言えば寒い
11月下旬の夕暮れ時に
気付いたら汗ばんでいました
1泊2日でしたが
たくさん癒されて
たくさん楽しんで
たくさんの事を感じて
盛りだくさんの旅行でした
はり切りすぎたのか
帰って来てからの体調が
かなりおかしいですが
また気持ちも新たに
頑張れそうです
最後まで読んでくださって
ありがとうございます
お暇なときにでも
下のティーカップを
ポチっとしていただけたら
とってもうれしいです
いつもありがとうございます