父への手紙を残させて下さい。
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年明け早々父が他界しました。
あっけないお別れでした。
人がこの世に生れて・・・そしてこの世を去る時
いろんな人とのかかわりを持って”さようなら”・・・をするんだろうな・・・。
あの日から・・・父との人生を回想しています。 私・・・。
うちは両親が離婚しています。
それは自由奔放に生きてしまった父に・・・母が愛想を尽かしたから。
父はとても遅い時の子供でした。
とっても可愛かったのか、祖父は溺愛し甘やかして育ち・・・
決して結婚してはいけないような人格だったのでは？と思わずにはいられません。
・・・ずっと・・・・そう思っていました。
正直、私が子供を作らない理由が・・・
この父の生き方にあるような気がしてなりません。
良く判りませんが・・・いつも心にブレーキがかかって
いたような気がします。
でもね、父を送る時・・・お世話になった方や
親戚等々参列くださり別れを惜しんでくれた事を
実はとても誇りに思っています。
傍から見るととても人の良い父。
技術やの職人気質の手先が器用な父・・・。
会社の方は、父を良く言って下さり
神様の様な存在でしたと言って下さいました。
とことん好きな事にこだわる父・・・
家族の事より自分の事を優先していた父。
でも良く考えてみれば、そこまでのめり込む事が出来る
こだわりをいつまでも持つ父の事は…嫌いではなかったように感じます。
突然ある日階段から落ちて、頸椎損傷で救急車で運ばれた父。
あれから5年くらい経つでしょうか？
私はこの父の怪我によって、家での仕事を決意したのち
今の職業に就いたのです。
突然の怪我、突然の死・・・。
いつも突然過ぎます。
きっともっと・・・父と会話をし、思い出を沢山作り・・・
行きたい所へ・・・連れて行ってあげるつもりだったのに・・・。
1月1日・・・元旦。 私は父に「あけましておめでとう」を言えなかった。
今でも後悔をしています。
みなさん・・・親孝行したい時に親はなし・・なのですよ！
してあげすぎることはない・・・本当にそうかもしれませんね。
本当に、父がいなければ私はこの世に生を受けていないのです。
どんな父親だろうが・・・私には一人。
もっと・・・沢山の思い出を…作っておけばよかったな？
多分多分まだまだ頭と心の整理が付いていないような気もする私。
でも。。。実際父はもういないのですね。
いい所・ダメなところ反面教師でお勉強させてくれたところ
頼りないな～と思う反面、とことん突き詰めるその精神を
教えてくれてありがとう。
私はまぎれもなく・・・あなたの子でした。
自分の父への気持ちをまたもや
Blogに残しています。
あの世から・・・是非読んでね(^-^)/
父へ