12月の終わり頃、息子が生まれ.
父親とはどのようなものかと期待してみたが
さほど何もないことに気付く.
独身時代は理想の父親という自分勝手な思いや想像が
あったものだが今は全くない.
期待も可愛いも何もなく疲れ過ぎた自分が居るだけ.

父に何度か,,,子供というものについて聞いたことがあった.
"大切なことを教えてくれる者″と話していて僕はどこかで
毎日楽しい日々を送るのだろうと期待していたが蓋を開けて
みたらそんなことは感じたこともない毎日がやってきた.
そのことを父に話したが父は少し笑っただけだった.

最近も父が末妹に説教をしたのだが僕はまだ9歳の妹に
何が出来るのか怒るだけ無駄だと思い妹の反抗心を
駆り立てるだけだと思っていたが1日会わなかっただけで
妹は父にベッタリで父も膝の上に抱き優しく撫でていた.
僕からみると末妹が一番難ありだと思っている.
父の側から離れない・怒られるとその日から口を聞かず
話もしない,,,末妹と喧嘩をした姉は2~3年ぶりに返事を
するようになったと話していて僕もそれを見てきた.
好きにしろと放り投げた夜に妹は父の作った食事を
美味しそうに食べ次の日は父の心配を始めた.
僕にとっては何とも奇妙な出来事だった.今日も妹は学校の
帰り道に父の話ばかりをしていた.帰宅後は父ほどの大きさ
のある熊のぬいぐるみの中で牛乳を飲んで外を見ている.
これが父の話す"面白い・教わる"なのだろうか,,,

いつか僕もそう思えるのだろうか.
父が兄に話していた″人との距離感・冷静さ″は
とても微妙な距離感であり間違いなく僕と兄には
持てない距離感だと思った.