先日、Y兄弟と話をしてて、

 

その話の途中、話題が、

 

【教会員が陥りやすい罠】になっていったひらめき電球

 

 

 

 

Y兄弟は、

 

昨年、うつ病になり(今は改善されてきたが)

とても苦しんだ。

 

 

それまでは、人に対して

 

「この人、もっとがんばれないかな~」って

 

思うことが、あったという。

 

 

でも、彼は、

 

うつ病になって、自分の体と心に

深いダメージを負ったことにより、

人を裁くことがなくなっていったという。。

 

 

 

 

私自身も、若い頃、

 

教会をお休みしている人のことを

 

「なんで、来れないかな~」 とか、

思っていた。

 

 

でも、結婚して、

 

経済的に苦しい時代、

その日の収入をとるか、安息日をとるか

決断を迫られる状況におかれ、

 

私は、無の状態になっても

完全に主を信頼して戒めを守るなら

祝福を受けるという信仰を行使することができず、

安息日を守ない時代があった。

 

 

それにより、

 

お休みする会員の気持ちや

信仰が弱くなる会員の気持ちがわかるようになり、

それに対して裁くことはなくなった。

 

 

 

恵まれていると、

教会員であっても、罠に陥ることがある。

 

 

 

そう考えると、

 

試練って、

 

自分の霊を聖め、鍛錬し、

主に近づける機会であるので、

 

試練があるとは

なんて祝福なんだろう、と思うチューリップオレンジ

 

 

 

 

一昨年、ウークトドルフ管長が、

総大会で、

エズラ・タフト・ベンソン大管長の伝説のお話を引用した。

 

 

 

あの説教、「高ぶりを心せよ」は、

 

当時、新会員だった私にとって、

衝撃的なものだったビックリマーク

 

 

 

今、読み返しても、

 

真実で真実で、すごい内容なので、

ブログに保管しようと思う。

 

 

 

 

・1989年4月1日(土)午前の部会

 大管長 エズラ・タフト・ベンソン

 

 

『高ぶりを心せよ』

 

 

 

愛する兄弟姉妹の皆さん、教会の栄えある総大会で

再びお会いすることができ、嬉しく思います。

 

全世界の献身的な教会員の愛と祈り、奉仕に

心から感謝しております。

 

モルモン経(書)で地と自分自身の生活を

洪水のごとく満たすために努力している、

忠実な聖徒の皆さんをほめたたえたいと思います。

 

私たちは画期的な方法を講じて、より多くのモルモン経を

世に広めなければなりません。

しかし、求められているのは、それだけではありません。

 

私たちは意を決して、この大いなるメッセージを

自分自身の生活に、ひいては地の隅々に

浸透させなければなりません。

 

この神聖な書物は現代の私たちのために書かれました。

その聖文は「自分自身のためと見立てるべき」ものです。

(Ⅰニーファイ19:23)

 

教義と聖約には、モルモン経について、

「堕落したる或る民の記録」と記されています。

(教義と聖約20:9)

 

彼らはなぜ堕落したのでしょうか。

これはモルモン経の重要なメッセージのひとつです。

モルモンは、モルモン経の終わりの方の章に

その答えを記しています。

 

「この民であるニーファイ人は、・・・・・・その高慢のために

みな亡(ほろ)びるにちがいない。」(モロナイ8:27)

 

主はさらに、私たちがモルモン経の堕落した民から

伝えられたこの重要なメッセージを見落とさないように、

教義と聖約の中で次のように警告されました。

 

 

汝(なんじ)ら高ぶりを心せよ。

然(しか)らずば汝ら古(いにしえ)の

ニーファイ人の如くなるおれあり。」

(教義と聖約38:39)

 

 

 

(続く)