わたしが、無料英会話へ行くことに、
なんの迷いもなかった。
もしかしたら、神様の話を
すすめられるかもしれないが、
きっと断って大丈夫だろう、と思っていた。
案の定、
教会へ行ってみると、
英会話に集う一般の人々、
そして教えてくれる宣教師たち、教会員たちも、
みんな笑顔で、優しくて、フレンドリーだった
予想以上に柔らかい雰囲気に安心したのを
覚えている。
何度か英会話に通ううち、
わたしは、宣教師達の人柄に
惹かれていった
長老(19-25歳ぐらいの青年の宣教師だけではなく、
姉妹(21-25歳くらいの若い女性の)宣教師もいて、
彼らといると、自分も楽しくて、
この人たちと付き合っていきたい
と思うような感じだった。
そんなある日、
姉妹宣教師から、
「神様のお話(福音)を聞いてみませんか」
という、お誘いを受けた
きたよ~、
いや、これは当然でしょう、
彼らはその目的で、日本に来ているのだから。
いつかこうくるとは思っていた。
別に断っていいのだ。
断ったとしても、誰もとがめないし、
聞く聞かないは、
あくまでも本人の自由に任されてるし、
聞かなかったからといって、
英会話にくるのが気まずくなるわけでも、
彼らとの友好関係にヒビが入るわけでもない。
実際、多くの一般人が、
福音を聞かない選択をして、
割り切って、英会話にきている。
私も、
神様を信じてるわけではないし、
むしろ、いないと答えを出しているし、
何かすがりたいものがあるわけでもなく、
何かに頼りたいわけでもなく、
私には、宗教は必要ない。
だから、
神様の話には、興味がない。
聞きたくはない。
断りたいのだが。。
なぜか、
私の口から出た返答は、
「はい、いいですよ。」
だった(`∀´)