7月15日。

本来ならこの日、福岡では博多祇園山笠のフィナーレである「追い山」が行われる日でした。

ですが、コロナの影響で今年はすべての山笠の行事が中止になりました。

山笠の起源は、鎌倉時代に今年と同じように疫病が流行し、「勢水(きおいみず)」という祈祷水を撒きながら町を清めてまわり、疫病退散を祈願してまわったことを発祥と言われています。

中止が決まった際、この山笠の起源を考えると「規模を縮小してでもやるべきでは?」と個人的には思いました。

でも、「もしものこと」が起きると批判を受ける。
本質通りに行動することも許されない世知辛い世の中です。


例年では追い山が終わると、一気に夏になります。

早くスカッとした青空が見たいですね!


(これは数年前の追い山後の山解きの様子です。実はご縁で山笠に出させてもらっていたことがありました。)