こんにちは。
キャリアカウンセラーのサワです。
朝晩、かなり冷え込むようになってきましたね。
1日の中で気温の差が大きくなるこの時期は
体調を崩しやすいと言われています。
皆さん、風邪などひいていませんか?
先日もカウンセラーの平野さんが書いていたように
「社会人は健康が命」です。
体調管理には気を付けましょうね![]()
さて、就職活動中の方々とお話ししていると
皆さんの話の中によく出てくる単語の1つに
「コミュニケーション」「コミュニケーションスキル」といった言葉があります。
→ 自己PRを伺っているときが多いですね。
「●●の経験を積み、コミュニケーションスキルを身につけた」とか
「物おじしないので、いろんな人とコミュニケーション取れます」とか。
でも、ですね、
「コミュニケーションスキル」って、
ホントは一体どんなことを指すんでしょう?
「話し上手になること」?
「自分から積極的に、愛想よく話せること」?
それとも、「堂々と自分をアピールできること」なんでしょうか?
実はですね、
就職活動中の方たちのお話を伺っていると
時々こんなシーン
を見かけるんです。
相手からの質問に対して
一生懸命に、そして、流暢に話しているんだけど、
相手からの質問に対して答える、というよりも
何故か、「自分が話したいこと、自分が話せること」を話してしまっていて
相手が聞きたいこととは、微妙にずれてしまっている…![]()
これって、確かに
「流暢に話せる」「上手く話せる」のかもしれないけれど、
「コミュニケーションスキル」がある…というのとは
少し違うような気がします。
「コミュニケーション」って
「自分の意見や話を伝えること」だけではないんですよね。
まず、
「相手の話をきちんと聴くこと、聴こうとすること」
そして、相手の話を理解したうえで
「自分の意見をきちんと話すこと、伝えようとすること」
この2つのうち
どちらかが欠けていても、
それはコミュニケーションとは言えません。
皆さんが、これから就職活動中に出会う人は、
恐らく、皆さんとは違う世代に属している人が多いでしょう。
そもそも「働く」「社会人になる」ということは、
自分とは異なる世代に属していたり
自分とは異なる価値観や背景を持つ人たちと
一緒に行動する、ということでもありますので
学生時代のように
「自分と相手との間に共通点が多いから
何も言わなくても、何も聞かなくてもわかる」なんてことはありません。
だからこそ
「就職活動中」も「就職した後」も
「コミュニケーションが大切」「コミュニケーションスキルが必要」と
よく言われるんですけれども。
いざ、その場になってみたら
ついつい一方通行のコミュニケーションしか取れなかった…
というのでは、ちょっともったいない。
ぜひ、「自分の話を伝えること」だけではなく
「相手の話を聴くこと」にも注目してみてくださいね。
そして、一方通行ではない、双方向のコミュニケーションを意識してみてくださいね。