食の啓示というのは突然降りる。いつ食べ終わったかわからないほど興奮し、平らげてしまう幸せ。
渋谷である中華を平らげた18歳の時、夢中の食事の後、友人は「グルーヴが止まらなかった」とこの興奮を表現していた。
しかし、中学生~高校生の間は当たり前であった感覚は、大人になって食欲の減退とともにどこかに行ってしまう。
日本人が欧米で生活するということは、この感覚を取り戻すチャンスである。
旨みの感覚に慣れ、ある一定レベルで食事に気を使う人であれば、サンドウィッチやホットドッグで身体的にはお腹いっぱいになっても、気持ちが満足することはなかなか無い。
先ほど、昼飯をCaliforniaで6店舗展開するラーメン 山田屋で美味しくいただいた。
食べ始めた後、食のグルーヴが訪れ、UCLAの学生証を提示すれば無料で頂ける替え玉まで、いつの間にか食べ終わっていた。カウンターからガラス越しに見える大将の顔も心なしか輝いて見えた。
食事が無意識の境地に連れて行ってくれる瞬間。
LA生活に光が差してきた。