私は、手の皮を噛んで剥ぐクセが未だになおらない。
思えば、小学生の高学年になったあたりからずっとな気がする。
歯の唾液が手にべとつき、臭くなるし、何より手も荒れるし、時には血も出る。
なぜ、こんなマイナスばかりなことをやるのだろう。
父親からも「かっこ悪いからやめなさい」と注意も何回かされた。
噛んで皮を剥いでいる時は、指を咥えている赤ん坊にも見えるし、確かにかっこ悪いし、みっともないのだが、気がつくとまたやっている。(その注意している父親もそのクセがあったのだが)(笑)
そんなものだから、趣味でギターを弾くたびに血が出る。
手を洗う時、しみる。
生活に不都合もある。
なぜそこまでこんなことをするのだろう。
私にもわからないのだ。
課題をやっている時、ストレスを強く感じている時などによくやっている気がする。
ん〜〜、私は一般の人よりも生きたいという気持ちが薄いのかもしれない。
「この先、行き詰まりや苦しいこともあるけれど、それでも俺は生きたいんだ!!」そういうふうに思えないのである。
いつ死んでもいい。
今すぐにでも楽に死ねるのなら、もう死んでもいいです。そういう気持ちに近いのかもしれない。
でも、私には、リストカットするまでの勇気はない。
首を吊る、飛び降りるほどの勇気もない。(ロープだけ買って使わずじまいになっている)
だから、手の皮を剥ぐ。薬物にも依存するのだ。
昔読んだ、松本俊彦さんの『自分を傷つけずにはいられない 自傷から回復するためのヒント』という本に、手の皮を剥ぐ行為も一種の自傷行為であると書いてあった記憶がある。
ひょっとしたら、これは、私なりの小さな自傷行為なのかもしれない。
こうして自分のできる範囲で自己嫌悪をなだめているのかもしれない。
皮を剥ぐことによって、自らを保っているのかもしれない。