今日の測定結果
体重:80.6kg(前日比:±0kg)
体脂肪率:35%(前日比:+1%)
体脂肪率がじわじわ上がってきてるのが気になるところですが、体重は横ばい。停滞期に入ったかな……? なんとか定時測定で80kgを切るところまで持っていきたいのですが。
ブートキャンプは昨日で2週+2日。疲労感と達成感のバランスは、基礎プログラムが今のところ一番お気に入りです。応用プログラムは結構きつい……。
さて、この土日は珍しく更新します。とは言っても昨日のエントリで書いたように、当初の「体重の落ち方について思ったこと」ではなく、ここしばらくの病院がらみの話を三つに分けて一気に書きます。ビリーだらけだったこの半月ちょいの間、なにげに病院関係もてんやわんやだったのです。
長い文章ですが、どうかおつきあいの程を。ビリー関連のネタがお好みの方は週明けまでお待ちください……ということでひとつ。
●6月14日・糖尿病外来(内科)
全てはこの日から始まりました……。
六週間に一度の通院ペースとなっている糖尿病外来。ちなみに診察一週間前には、採血に行くことになっています。
この日から糖尿病外来の担当医が変更になりました。僕が通っている病院では、内科の糖尿病外来は週に一回、それも午前のみとなっています。以前のドクターは通常の内科外来のローテーションに戻ったようです。
この日の精神状態はどん底に近いものでした。先日の神経科通院での、食事に関するドクターの言葉がずっと尾を引いていたためです。かなり自暴自棄になっていて、ここまで苦しい食事制限をこの先一生続けていかなきゃいけないなら、好き勝手に飲み食いして死ぬ方がマシだ、なんて感じです。死にたいと思ったことも一度や二度じゃありません。
甘っちょろいことを言ってるんだろうな……とは分かってはいるんです。世の中にはもっと厳しい食事制限が課せられている人もいれば、自覚症状が重い人もいる。自分はまだマシな方なんだ、って。
ひどいうつの波が来ていたのか、あるいはその波を引き寄せてしまったのか、とにかく沈みきっていた気分と相まって、この時の僕は思考がどんどん自虐的な方向に走っていました。
とにもかくにも、うつ病と糖尿病という病気に立ち向かい、そして戦っていくための光明が、何か欲しかったのです。うつ病は悪化しているのか快方に向かっているのか、その手応えが掴みづらい。糖尿病はそもそも「治す」という概念で向き合うものではなく、「一般人と同レベルの社会的生活ができる状態を維持させる」というかなんというか……この先もずっとこの病気と付き合いながら生きていかなきゃいけない。
友人と同じ食事ができず、家内には僕と同じような食生活を強いることになる。あれも我慢。これも我慢。それも我慢。食事は制限され、運動はノルマとなり……ああ、もう何書いてるんだ僕は。
「糖尿病患者向けの食事は、とってもヘルシー!」
……そんなことを書いてる資料もありました。健康的であっても、マズけりゃ元も子もない。
僕が我慢しているのを知っているから、家内は僕の前で甘いものを食べなくなりました。「ダイエットにいいから」と言ってくれてますが、僕と同じレベルの我慢をしなくてもいいのに……と、心苦しい日々が続いていました。
ヘルシーでない食事が恋しかった。ていうか、糖尿病患者向けの食事がヘルシーなのは分かるとして、糖尿病患者向けではない食事は健康的ではないんだろうか? 疲れがたまっている日には、焼き肉でも食べたい。夏場は土用の丑の日にウナギもいいなぁ。……こういうのは全て非健康的? 酒は百薬の長、なんて言葉も僕には無縁なのか……。
色々鬱積したものを溜め込んだまま、診察順が回ってきました。
診察室に入ると、まずは血液検査の結果報告から。前回はヘモグロビンA1cの数値が、基準域よりもまだ若干高めだったのですが、今回の検査で基準域に。新しいドクターからは「すごいですねー。よく頑張ってますよ。少し頑張りすぎてませんか?」と、褒められてるのかどうなのか微妙なコメント。で「調子はどうですか?」と尋ねられたので、
える「食事制限が……きついです……」
ドクターは無言で先を促します。
える「別に毎日でなくても……週に一度とか、半月に一度とかでいいんです。量は少なくてもいいから、普通の食事とか、甘いものとか、お酒とか……友達と一緒に食事をしたりもしたいんです。一昨日、自分の誕生日にケーキを食べることさえできなかったんです……」
ドクター「そうですねー。じゃあ、週に一回くらいならいいですよ」
と、やけにあっさり。
途端に、診察室でマジ泣きしました。
える「ありがとうございます……さしあたっては、誕生日の祝い直しをさせていただきます……」
泣きながらそんなことを言いつつ、一応の諸注意。お酒に関してはコップ一杯程度にしておくこと(まぁお酒の種類にもよると思うので、自分なりに制限するつもりです)。一度飲み出すと、ついつい量を増やしてしまう人が多いから、気を付けるようにとのこと。
あと、
ドクター「神経科の方では、食事について何か言われてます?」
と聞かれたので、先日神経科で言われた事も含め、
える「アルコールは止められてます」
正直に白状しておきました。
ドクター「あら、そうなんですか」
あとはアイコンタクトというか、言葉濁しと言うか……。
ええ、仮に糖尿病外来的にはOKが出た程度の飲酒で何か神経系の薬に悪影響があっても、それは全て自分の責任ですとも。誰かに責任を問うことはしません。
それを我慢し続けることの方がよっぽど心に悪いわ……。鼻先ににんじんがぶら下がっていれば、僕という馬は走れるのですよ。
……とは言え、こう言われてから本日に至るまで、まだ一度も飲んでないんですがね(汗) 週に一度の「解禁日」はこれまでに3回あったのですが、誕生日祝い直しのケーキで1回、アイスクリームで3回といった感じです。
何はともあれ、これで町中や店で見かける、ありとあらゆる「食事制限に引っかかる、目にも心にも毒にしかならない、忌々しい食べ物・飲み物」の数々は「次の解禁日はあれにしようかな……」と、ドキドキわくわくな品に変わりました。実際にはあれもこれもと食べたいものがあっても、そのうちのごく僅かしか口にできないのですが、それでもゼロじゃない。目を背ける必要もなければ、憎む必要もない。むしろ、じっくりと吟味する楽しみを与えてくれるものになりました。
ここで食事の話は終わり。その後、予想していなかった一言が飛び出してきました。
ドクター「ところで、眼科の方に行くようにと、前の先生から言われていたと思うんですが……」
える「へ?」
寝耳に水とはまさにこのこと。
知識として「糖尿病を患っている人は失明のリスクがある」ということは知っていましたが、その検査を受けるようにと言われた覚えはありません。
える「いえ、言われてませんが」
ドクター「あら。そういう風に引き継ぎを受けているんですが……」
でも、まぁ必要なものなんだろうから、検査は承諾。検査を受ける日時については、あとで受付で決めることに。
最後に、前回の糖尿病外来に来たときにあったトラブル(?)について聞くことに。
ブログには書いてなかったのですが、栄養指導を受けるために渡された「予約箋」には、僕の症状について書かれている欄があったのです。この「予約箋」は、パソコンからプリントされたもので、おそらくは決められた枠の範囲内に僕の症状が治まりきらなかったのか、左右の文字が切れて印字されていたのですが……
『……高尿酸症……』
という、見慣れない文字があったのです。
慌てて、血液検査結果のプリントを取り出し、普段から持ち歩いている過去の分も含めて尿酸値の欄を見てみたのですが、全て基準域。尿酸値が高かったことなんて一度もありません。
「糖尿病外来通院-5月8日。新築された病棟でてんやわんや。」
で書いたように、栄養指導の予約を入れるために人待ちをしている状態だったのですが、ちょうどドクターが通りかかったのでその記載について尋ねてみたところ、
ドクター「ああ、尿酸値には何も問題ないですよ。コンピュータで処理してるので、栄養士さんの方にはちゃんと正しい情報が送られますから」
とのこと。
で、後日栄養指導の際に
栄養士さん「えるさん、尿酸値高いんですか? 検査結果見るとそうでもないんですが……」
と聞かれる始末。
正しい情報とやらはどこへ行ったんだ? ということでドクターに尋ねてみると、それは前のドクターでないと分からないとのこと。もしかしたら怪しいところが何かあったのかもしれないので、とりあえず診察後に内科受付で聞いてみて欲しいとのことで、ひとまず終了。
検査結果が良好だったことをうけて、薬が、これまでの半量に減量。ああ、0.5mgになるのね……と思ってたら、なんと半錠とのこと(朝食前:アマリール1mg錠×1錠→アマリール1mg錠×0.5錠)。自分で割るのか?!と思ってたら、薬局で既に割ったものが処方されるとのこと。
後で薬局に行ったところ、半分に割るという技術料が加算されたのか、以前とほとんど同じくらいの金額でした(汗)
詳しくは後述しますが、この後もすったもんだがありました(汗) それがなんとか終わり、会計も終わった後……この日ドクターに聞こうと思っていたことがあったのを思い出し、慌てて再度受付へ。「食事のことで聞きそびれた事があるんですが……」と言うと、「順番待ちの後でよければもう一度診察室に入って頂けますがどうしましょう?」とのことで、待つことしばし。再び診察室へ。
ドクター「どうかされましたか?」
える「えっと、ステビアとかパルスイートみたいな、人工甘味料ってどうなんでしょうか? 0カロリーのものとかありますけど、ああいうのでも身体に悪影響あるんでしょうか……?」
前に神経科のドクターが言ってた件についての確認です。「(甘いものが欲しいなら)人工甘味料とかどうなんです?ステビアとか……」「……まぁ、よく知りませんがね」という言葉、ホントにカロリーが0ならば甘いものを摂っても大丈夫なのか?ということを確認したかったのです。
別に、実際にステビアやパルスイートといった人工甘味料を、砂糖代わりに使おうという気はないのです。ただ、最近通い出したスーパーの惣菜コーナーで「当店の惣菜にはカロリーゼロのパルスイートを使っています」という看板を見かけたので、それを食べても大丈夫なのかどうかを知りたかったのです。
こちらの質問にドクターは「うーん……」と少し悩んだ後、
ドクター「あまりおすすめ出来ないですね。それで舌が甘いものに慣れてしまうと、普段の食事の味付けなどにも影響しますから」
どうも、砂糖代わりに使おうとしていると勘違いされたようなので、慌てて惣菜回りの事情を説明。
ドクター「ああ、それなら問題ないと思います」
つまり、神経科のドクターが言うような、「甘いもの」の代用品としての人工甘味料はすすめられない。しかし料理のカロリーダウンのために使用する分には問題なし。
そういうことと判断しました。
会計が終わった後なので、たぶん追加でお金払うんだろうな……と、診察室前で待つこと30分。音沙汰がないので途方に暮れていると、看護師さんから「どうされました?」と尋ねられました。事情を話すと「ああ、お話しして納得されたら、もう帰ってもらって構わないですよ」とのこと。どうやら、この日の診察分、ということにしてくれた模様(つまり、会計し直しではなかった)。
さて、さっき書いた「すったもんだ」なのですが……診察が終わり、まずは例の高尿酸症という記載についての質問を、内科受付にてすることに。
しかし前の担当医がこの日は不在とのことで(曜日&時間帯ごとにドクターが決まっていて、前の担当医はこの日の診療がなかった)、電話等で確認も取れないとのこと。どうしても聞きたければ、そのドクターの外来の日に予約を入れて診察を受けろとのこと。
不手際の理由を問うために病院に足を運んで診察料払うのもシャクだし、そもそも連絡に不備があった病院側の責任だろうとお互い一歩も引かず……だったのですが、実際にかかる費用は500円以下だと判明したので、その程度でもやもやが解消するならと、こちらが折れて予約を入れることに。まぁ予約を入れなければ、結局は「分かりません」の一点張りで、事実は闇の中……と、どっちにせよこちらが折れる形になるんですが(汗)
続いて眼科での検査の話。日はいつがいいかと尋ねられたので「早いほうがいいです」と答えたところ「金曜……だと予約は取れないですねぇ」と言うので、「じゃあ月曜日で」と即決。ついでに前担当医の外来が火曜日午後にあるとのことなので、そっちも予約することに。ところが、午後診に行く機会は滅多にないので(たいてい午前診か夜診だった)時間が分かりません。
える「そういや、診療時間は何時からでしたっけ?」
病院スタッフ「朝は9時から12時半、午後は14時から16時です」(ちょっとうろ覚え)
える「じゃあ14時でお願いします」
これでこの日は終了。次回に続きます。長いなぁ……