弊クラブのレジェンド、大山元輝が大阪転勤に伴い退団しました。

 

都リーグ4部から関東2部のすべてのリーグでピッチに立った、唯一の選手です。


彼のポジショニングはサッカーを知り尽くした元日本代表の林健太郎ヘッドコーチをもってしても、「オイオイ。」と慌てさせます。


「あれ、F-1出てたっけ?」というほどのスーパーアグリ顔。

 

社会人になっても真剣にサッカーをやり続け、慣れない実務とサッカーを両立させた、正に変態です。


社会人とサッカーとの両立は、口で言うほど簡単なものではありません。


仕事で心身共にヘロヘロになった後、グラウンドでさらにヘロヘロになる。そして翌日早朝から何食わぬ顔で出社する。
土日は試合で怒鳴られながら歯を食いしばり、月曜から出社する。

 

 


それを彼は7年間、繰り返してきたのです。

 

きっと小さい頃に、強く頭を打ってしまったのだと思います。

 

 


ちなみに元輝は慶應義塾体育会ソッカー部出身です。

 

大学一年生で入部してきたころ、黒光りする顔に誰もが「もっているのではないか。」という勘違いを起こし、一瞬だけ一軍にいました。

 

しかしながら現実は厳しく、その時を除き万年二軍。

 

その状況下でも、自宅が近いのにわざわざグラウンドに隣接する寮に身を寄せ、サッカーと向き合い、もがき続けました。


一軍と二軍との入替戦では昇格叶わず、人目を憚らず号泣し、周りを困惑させたことや、オフ期間にお酒で色々と発散しようとしたのか、泥酔した状態で先輩の部屋に入り、コジマヨシオのモノマネをしてめっちゃスベったこともありました。

 

それだけ努力しても試合に出れなかった大山ですが、卒業後もサッカーを諦めきれず、都リーグ4部のBRB(当時)から社会人サッカーをスタート。

 

 

都リーグで優秀選手に選ばれるなど、誰もが予想しなかった活躍を見せました。

 

それでもぶっちゃけ今いる選手達と実力差はありますし、今年は試合出場も激減しました。

 

でも、彼がいたチームが都リーグ4部から関東1部まで上がったこと、これは偶然とは思えません。


サッカーは、ハートでするもの。


彼に教わった魂を、これからも継承していきたいと思います。


元輝、大阪でも頑張れ。