80年代後半から90年にかけて活躍、現在の競馬人気を築き上げた芦毛の怪物、オグリキャップが死亡したそうです。

オグリキャップといえば地方笠松から中央へ移籍。クラシック登録がなく、皐月賞やダービーへは出走できませんでしたが古馬相手に連戦連勝。天皇賞ではタマモクロス相手に善戦。その後も無茶苦茶なローテーションながら懸命に結果を残して一大ブームを起こしました。

マイルCSで絶対届かないとこからの追い込みで競り勝ち。連闘で挑んだJCでは世界レコードタイで二着。晩年、終わったと思われた引退レースの有馬記念では奇跡と言われた勝利。

観客からは"オグリ"コールが鳴り響きました。馬にコールを送られたのは後にも先にもこの馬だけでしょう。ディープインパクトやウオッカですら名前でコールはなかったですからね。

私は現役時代の彼を見てましたからなんか寂しい思いがいたします。後継種牡馬はできませんでしたが、記憶に残る名馬でした。

天国ではまた現役に戻ってガッツ溢れる走りを披露してください。