先日『「うつの痛み」テレビCM、抗議受け一部変更』というニュースがあった
製薬会社が作ったうつの薬で身体の痛みも治療出来るという主旨のCMだったが
このCMを見たときぼくもなんとなく違和感を感じたのを思い出した
確かにうつ病と診断された患者さんに痛みを訴える人は多いが
それを逆手に頭痛や身体の痛みで落ち込んでいる人を
すべて『うつ病』としてしまう感じがするからだ
更に思うのは原因不明とされる痛みに悩まされている人の痛みを
まとめて薬で治療するというところに
現在の医療の儲け至上主義が見えるようで違和感を感じたのでしょう
東洋医学を生業とする僕から見ると
現代人の身体は世の中が便利になりすぎて本来もっている
自然治癒力が落ちている人が非常に多いと思っている
それを竹村文近先生は『うつの身体』と呼んでいたが
その『うつの身体』から実際のうつ病になる可能性も高いように思う
『うつの身体』を治療するのに私は鍼や灸やマッサージを使うわけだが
下手に病院で痛み止めなどの薬を処方され(しかも沢山の病院で)
てきた方は状態をこじらしてさらにうつの身体が進行している
病院や製薬会社の言いなりに薬を多用するまえに
是非鍼や灸を試してもらいたいと思ってやまない
『うつの身体』を治療することで心の問題も軽くなる事は間違いないと思います
鍼灸指圧 Sweep
http://sweep.ygr.jp