先日、こんな相談を持ちかけられた。


「騙された・・・400万・・・・・」



と。




本人は酷く落ち込み、


何事も手に付かなくなってしまった様子。




ひとの心はとても繊細でもろいものだ。


ちょっとした傷でも、場合によってはそこからバイキンが入り


大きく炎症を起こしてしまう可能性も高い。




今回のケースでも、話を掘り下げて聞いてみると


ほんの些細な傷だったのにも係わらず


その傷を放置してしまったが為にさらに傷口を大きくしてしまったみたい。






以前読んだ本にこう書いてあったのを思い出した。






「信じる力のある人には、騙そうとする人が付いて回る。」





ってね。




ま、そのことに習い、


「騙されるってことは信じる力、即ち元々愛のある人なんだよね。大丈夫ですよ。」


と。


そこで自分なりの経験っていうか、解釈を少々付け加えさせて頂いた。




吸血鬼っていうのは世の中にウヨウヨと存在する。

人を見ると蚊のように近付いてきて吸血をする。

他人の血を盗む事によってしか生きられない人間も多数存在する。

盗む事に関してはあきれるくらいのプロフェッショナルだ。



だけど・・・・



そんな人間が生存出来るのならば。

生み出すプロフェッショナルも必ず存在するはず。

貴方は間違いなく後者なので“蚊”ごときに振り回されなくても良い・・・・・。










個人的な考えとして、

仕事の世界では前者と後者しかいないのだ。

甘い事や調子の良いことばかり言う人間ほど、要注意なのだ。



本当に自分を思ってくれる人ほど、図星で耳が痛い事を言ってくれる。

「良薬は口に苦し」とは、良く出来たものだ。



ただし、良薬と毒薬は紙一重。

もし判断に迷ったならば、こちらからも相手に“良薬”を渡してみると良い。

“毒薬”と判断して相手が飲まなければ、相手がこちらに渡したものは“毒薬”だ。




と。


まぁ、結構シリアスになっちゃったけど・・・・・




自分らしさを持って、早く立ち直ってくださいませ。






世の中、病んでますから・・・・