フィリピン航空423便の可能性
羽田とマニラを結ぶPR423便。
深夜に羽田を発ち、早朝にマニラに到着する便です。
今年の春に新設された路線ですが、僅か1か月と少しで運休してしまったPR423便。
理由は、“アメリカの発着枠の増加が急きょ決まり路線の再編のため”というものでした。
そんな423便ですが、10月26日の冬ダイヤから再スタートする予定です。
さて、その423便がもたらす利便性に再度触れてみたいと思います。
仮に成田からボラカイへ行くことを前提に話を進めてみます。
通常、マニラに前泊しない限りボラカイへはカリボ経由で行くことがほとんどですね。
マニラ到着後の入国審査を経て、国内線ターミナルへ移動、カティクラン行きへの乗継が時間的に厳しいためです。
なので確実なカリボ行きに乗り、到着後バスでカティクランまで移動し船に乗船しようやくボラカイへ到着、という行程となります。
午前便で成田を出発し、無事ボラカイのホテルに到着し荷ほどきをするのは現地時間で午後9時ごろでしょうか?
1時間の時差があるので、日本時間だと午後10時。
大抵の方は成田へ向け早朝に自宅を出ることでしょう。
これでは近いはずのフィリピンがほぼ1日がかりの大移動となってしまいます。
なので、マニラに前泊し翌日の午前便でカティクランを目指す、というプランが僕的にはお勧めでした。
ですが、羽田発423便(月・火・金・土の週4便)を利用してみるとどうでしょう?
就業後も慌てて空港に向かう必要もありません。
一度自宅に戻ってシャワーを浴びることができる方もいることでしょう。
飲み屋で一杯ひっかけてからの空港入りも可。
地方にお住まいの方も以前のように成田で前泊する必要がなくなります。
午後に自宅を出て、都内でのんびりプチ観光してからフィリピンへ。
423便は早朝にマニラに到着します。
恐らく入国審査も空いていることでしょう。
乗継に慌てる、なんてリスクも最小限で済みますね。
そしてフィリピンの国内線は朝早くからばんばん飛んでいます。
朝一番の飛行機でお望みの地方都市・リゾートへ向かえるワケです。
深夜に移動することで、これまでとは逆に丸々1日滞在が増える感覚ですね。
乗り継いで行きたい場所があっても、もう前ノリするなど時間に縛られることがありません。
如何でしょうか?
きっとPR423便に多大な期待を寄せているのは僕だけではないハズ!
前みたいにすぐ運休、なんてことにならないようにね。
よろしくお願いします、フィリピン航空♪