ペダステ行きたい

シャワーの水圧がやたら苦しいなと思ったら

風呂上がり、動けなくなった。

いやな予感がしたので

とりあえず下着だけでもつけようと

もそもそしてたら

案の定過呼吸。

洗面所で蹲り、

ピークが去るのをひたすら待つ。

くちびるも指先も寒さとは違う震えが止まらない。

家に誰もいないので

治るまでの1時間は気がおかしくなりそうなほど長かった。

携帯は部屋にある。

誰にも連絡が取れない。

12日、東京行けるのかな。

行きは息子が東京ドームホテルまで送ってくれるけど、帰りはどうしよう。

いや、その前にひとりで行動できるのかなあ。

ペダステ観たいです。

和田雅成に会いたいです。

大丈夫、大丈夫って自分にいつも言い聞かせながら

毎日必死に頑張ってるんだから

せめてそのくらいのお願いは叶えてください神様。

ほんと、神様お願いします。

多分また入院しなくちゃならないと思う。

下瞼も爪もくちびるも、色がない。

化粧しても隠せなくなってきた。

ご飯も全然食べれない。

氷すら齧れない。

アルコールなんか、受け付けない。

動悸が酷くて家事もまともにできない。

体感的に今のヘモ値は3から4くらいだと思う。目を閉じても目眩がする。

わたしはもう輸血ができないので

点滴治療しかない。

今度入院したら

もう出てこれないんじゃないかな。

来月は

刀ステのDVDも出るし

里見八犬伝も観に行くし

あわよくば拡樹くんのファンクラブイベントにも行きたいなとか

いろいろ楽しいことが待ってるのに。

悔しい。

泣きたい。

実際泣いてる。

毎日泣いてる。

外で1人でいるときに発作起きたらどうしよう。

舞台の最中、昏倒したらどうしよう。

人に迷惑かけてまで行って

そんなのキャストさん喜ばない。

でも

また元気になったら行けばいいか、の

また、があるとは限らない。

先生も看護士さんも家族も

みんな反対してたのに

押し切って退院したわたしが悪い。

ほんと、2か月前のわたしを殴りたい。

とりあえず

いつ運ばれもいいように

入院の支度はしておく。

あれから2年

2年前の今日、

わたしは薬物自殺未遂をしました。

夜中の2時に市販の鎮静剤を一瓶、ワインで流し込みました。

余命宣告とか

治らない動悸や焦燥感で

眠れない日が続いていて、

いっそ自力で終わりにしたくて

なんの迷いもなく、飲んでいた。

気がついたら病院にいた。

苦しくてつらいという胃洗浄もしたらしいけど、全く覚えいない。

たくさんのチューブが繋がれていて、

なんだか映画みたいだなと

他人事のように眺めていた。

母親と息子と彼氏がいたのがわかったけど

なんだかどうでもよかった。

生きてることに絶望した。

なんで助けたのどうせそのうち死んじゃうのに、と胸の中で独りごちた。

主治医はなれてるのだろう、淡々と、現状の説明をした。

うちにはメンタルの入院設備はないから

転院してください。

メンタル。せいしんか。精神かー。

ほんとにまともなつもりなんですけど。

内科の病気が原因で死にたくなるのも、

やっぱり精神科案件になるんですね。

それから2週間、

地元のメンタルホスピタルに入院した。

未知の領域。

1週間は点滴が外れなかったし、

食事もでなかったけど

看護士さんがたまに缶コーヒーをこっそりくれたり、お茶くれたり、不自由は感じなかった。

急性期病棟だから、

精神状態が活発な方が多く、いきなり首を絞められたり、

部屋に突然入って物色始めたりと

ハプニングはちょこちょこ起きた。

広間からレクリエーションのカラオケが流れてきて、わたしもこれ出るのかよ…と考えて本気で帰りたくなった。

だってわたしまともなつもりだから。

点滴が外れても個室からは出なかった。

得体の知れない行動をする人ばかりだったし、仲良しさんを作るつもりもなかった。

だってわたし以下略

私物は全部ナースステーション管理なのだけど、わたしの場合、精神状態がまともなので自室管理になったのは嬉しかった。

なんだろう、他人から信頼されたことが嬉しかった気がする。

ただ

お気に入りの服や下着にことごとく

カナコ、と名前を書かれてしまったのが

地味にきつかった…

それ、ハンロのキャミソールです…

あと入浴はみんなでするんだけど、

監視されながら入るんです。

要介助の患者さんもいるから

入浴は慌ただしかった。

一度1人で入浴した時も入口には看護士さんがいて、行動をチェックしていた。

シャンプーなんか飲まないって。

最初の食事は嚥下食。

玉子豆腐みたいなツラして

食べたらバナナ味のゼリーや

胃液の味しかしないゼリーに

亀のかたちをしたお茶のゼリーは

どれも不味くて食べられません。

試しに、見舞いに来た息子にあげたら

マジで吐いたから。

昼間はいろんなテストを受けた。

ロールシャッハ。つみき。計算などなど。

試されてる感が非常に不愉快だった。

窓は10センチしか開かないから

外もまともに見られない。

1日が長かった。

夜になると、薬で無理矢理眠らされた。

だから、わたしまともなんだってー。

結局

入院したことで、わたしの病気に名前が付けられた。

今まで縁がなかったジャンルの薬を山ほど処方された。

だからわたしまと以下略

入院中、

貧血治療は全くしなかった。

してもらえないのかできないのか何なのかわからない。

動悸やめまいもなくならないし、

ヘモグロビンは低いままなのだけど

科が違うとこんなものか、と

医療に対して不信感みたいな、諦めにもにた何かを感じた。

2年経った今日

メンクリにはもう通っていないし

内科の病気で相変わらず入退院を繰り返しているけれど

なんとかまだ生きられています。

ありがとう和田雅成。

前回の更新から状況はさして変わらないんですが、元気です。

FBで辛うじてつながる懐かしい友人たちと呑んだり、

シカゴから来日中の親友と懇々と語りあったり

数ヶ月振りに実家に帰ったり

1人になると

死にたくなったり。

自分はメンヘラではないと思っていたし

今でも思っていますが

今日みたいに

あー、ひまだなー、

なに、息子さん明日のレコーディングのためにベースのメンテに渋谷行くの。

じゃあ、わたしも行く。

え、ペダステのイベント無料だってすごいね‼︎

←無料しか読んでない。

じゃあ、行くかー、ていうか、連れてってください。

思いつきで生きてるから

お財布に万札ないのに

いきなり新幹線に乗っていました。

金色のカード使いました。

来月のわたしごめん。

やっぱりわたしどこかおかしいのですかね。

思いつきだから

観に行く予定の公演チケットも持ってきてないので

ハイタッチも参加できない。

現金もないから

チケットも買えないんだよね。ふふ。

息子に

お母さん

和田くんに触りたいら←沼津弁

と言われたけど

観てるだけでも楽しかったですよ。

触りたいて。

触ったら

多分ショックでわたしの不整脈飛んで

一瞬で止まる。

楽しいイベント会場で流石にそれは申し訳ないので、もうすこし元気になったら触りたいです。

会場は女の子だらけで

そんな中で重たいベース背負って

ハイタッチ会を一緒に眺めていた

真っ青な髪のわたしの息子と

ひっそりハイタッチしたから大丈夫。

うぇーい。

何枚もハイタッチ券のためにチケットを買う子もいた。経済が回る瞬間を見ました。

なんというか

すごいです。

和田くんは

1人1人の目線に合わせて

キチッと相手の目を見て

とても丁寧に対応しているのが見てとれた。

きっと親御さんの躾の賜物だろうな←何様か

彼の発言や行動の端々に感じる育ちの良さ、地頭の良さが、本当に好きです。

顔とかスタイルは如何様にも変わる、変えられますが、こういったものは無理。

演じた、歩んだ役柄と重ねることはあまりありませんが、今でも繰り返し観るのは「手紙」です。

由美子みたいな女になりたい。

懐の深い、いい女になりたい。

間に合いますか。

とにかく

今日の和田雅成には

息子も甚く感動してました。

男性ファン増えますよ。

いつか、

和田くんの出演作に息子の音楽が関われたらわたしもう死にたいなんていわないで死ぬまで生きるから←

わたしのように

あと何年生きられればいいですよ、と

宣告された身にしたら

いっそ自死した方がマシな辛い事もある

検索履歴が

楽な死に方

自殺の方法

苦しまない死に方

ばかりなんだから。

なにかする度に

あ、死にたい

って思うんだから。

だけど、和田くんの舞台やトークで

そういう気持ちがすーって消える。

明日からまた頑張ってこう。

そして、

チケット予約したり

DVD買ったり

写真集見たりするんだよね。

本当にありがたいです。

ハイタッチこそできませんでしたが

楽しかったです。

あれ、わたし、本当はハイタッチしたかったのかな困惑

いのちの電話は繋がらず終い。

お酒の味も最近はわかりません。

このまま断酒できたらわたしのアイデンティティ一個減っちゃうな。

体調もよくないのに無理矢理遠出したから

身体がかなりきついですが

精神的には充足感でいっぱいです。

思い切って行ってよかったー。

明日も頑張ろう。

ありがとう和田雅成。

明日も明後日も生きます。

まだまだ、生きたいです。

蒼井翔太

蒼井翔太のライブに行ってきました。

ファンクラブには入ってますが

イベントや舞台は行けなくて

生しょーたん初めて。

正直、最近はそんなに聴いてないし

体調も万全じゃないからなー

どうかなー、と思ってましたが。

最高に楽しかった。

衣装どれも素敵。

オープニングの白い衣装がわたしは好き。

ひらみが。

ダンスもかっこいい。

歌声半端ない。

CDと同じ。

鳥肌何度も立ちました。

可愛い、美しい、天使とよく言われますが

わたしは彼の雄な部分がとても好き。

もっと男臭いしょーたん見たい。

今回はMCでそんな部分が見えた。

ありがとうございます。

でも印象に残ったのは

生きててよかった、という言葉。

命を、自ら手放そうと思ったひとにしか

言えない言葉だと思う。

冗談めかして言う人はいるけれど

彼の言葉は

そんな軽さを感じない。

継続するか悩んでたけど、

更新手続き、しました。

まだまだ応援させていただきます。